「藝術生活宣言ーだって楽しいんだもん!」展終了しました。

「藝術生活宣言ーだって楽しいんだもん!」展無事に終了しました。

2018/2/11-3/11まで九州芸文館にて開催された「藝術生活宣言ーだって楽しいんだもん!」展、無事に全日程を終え、搬出も終わりました。会期中ご来場いただいた皆様、様々な形でご協力をいただいた皆様に改めまして感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

全部で4人のグループ展、私にとっては、初めてのパブリックな場所で公式に企画された展覧会への参加となりました。キュレーターの関岡さん、アシスタントの石原くんにも最初から最後まで柔らかな態度で大変お世話になりました。写真は、搬出の時に撮っていただいたもの。いつも思うけど、空っぽに戻った展覧会場というものは、魔法が解けてしまったみたいで、心が揺れる感じです。ここから始まり、ここに戻って来て終わる。展覧会というものの不思議さみたいなものを感じます。

今回は色々とバタバタが続いていたので、ネットでの発信もいまいち追いつかずだったけど、じわじわ必要に応じて補填しつつ、春からの動きについても整えていこうと思っています。

ちょっとだけ展覧会を振り返る

今回、アートの現場での展覧会参加はとても久しぶりの機会となりました。しかし実際に作品として会場を作ってみて出来上がったものは、やはりそれまで自分がアートの分野で表現をしてきたものの延長線上にある表現になっていました。これはほとんど自分自身しか分からなかったことだと思うけど、そのことに自分でも驚き、そして嬉しくもありました。良くも悪くも自分がやれることは、これなのだなぁという意味も含めて。

そのひとつのキーワードは「場所があって、そこに自分が作用することで生まれる変化や動きについて」というところかなぁと今考えています。流れを生み出すこと、そこにクリエイティビティを感じているというのが私にとっての表現のベースで、そしてそれは誰しもが生きることで実際に起こしている出来事でもあります。私の表現はそこを掬い取って、そのような名前を付けていると言えるのかもしれない、と考えているところです。またこの辺りは今後も色々見えてくることがありそうです。

私の今の活動は全般としては敢えて「藝術です」とか「アートです」と言っていないのだけど、私はやっぱり表現者であり、そのような形で物事を発信していくことができる。そのように、今回の体験を通じて思えたことは本当によかったなと思っています。

そして、そのアートの現場に関わるプロフェッショナルの方々に出会えたことも再会できたことも、本当に幸福な体験となりました。

私は芸術学部で油彩を専攻していた学生時代まで福岡在住でした。今回コーディネーターとしてお世話になった宮本初音さんが事務局長を努めていたミュージアムシティプロジェクトというアートNPOに学生時代はよくお世話になっていました。そのNPOとのご縁で知り合えた様々な先輩アーティストたち、同世代のアーティストたち、関係者の方々、他にも様々な福岡や九州のアートシーンを彩る方々と当時出会い、今回また縁あって福岡に戻り、アートの現場で再会をできたことは、最高の喜びでした。

そして同じ出展作家として出会えた、笑平くん、イクシー、まいかちゃんの三人とは、ずっと楽しく刺激的な時間を共有出来て本当に嬉しかった。展覧会は終わってしまったけど、これからのみんなの活躍と再会も楽しみです。

最後に

改めて、今回、ご来場いただいた皆様を始め、展覧会に関わってくれた皆様、本当に本当にありがとうございました!私はこれからも表現者であり続けるので、また、様々なシーンで再会できることを楽しみにしております!