くるくる田んぼ2021〜稲刈り〜
まさかの田植え以降ブログでの更新ができていなかった2021年のくるくるハイツ田んぼ活動「くるくる田んぼ2021」。あっという間に稲刈りシーズンになりました。
まさかの田植え以降ブログでの更新ができていなかった2021年のくるくるハイツ田んぼ活動「くるくる田んぼ2021」。あっという間に稲刈りシーズンになりました。
田植え、今年は遅くなりましたがどうにか7月8日に無事終わりました!手伝っていただいた皆様、本当にありがとうございました〜〜!ざっくり2日間かけて、全部で両日大人3,4人体制で進めました。
2021年の田んぼ、去年とは場所が変わって色々とどうなることやらだけど、ひとまず粛々と種籾撒きを行いました。今年は4月18日に。(もうこれを書いている1ヶ月前になっている…..)
今の場所に暮らし始めてついに5年目の春。畑にしたいと思いつつ、なんやかんやと草に埋もれまくっていたスペースが今年は様々な力が働き、始めてまともに畑っぽい風景を維持できております。 SNS繋がりで出会ったご友人が植えてくれたジャガイモさん。草取りなどもとても丁寧に行なっていただき、私も感化されてお世話を意識しております。 夏野菜の苗も安く売っていたので買って植えてみた。ひとつずつだし、かなりヒヨっている畑作業だけど、マイペースに、草に飲み込まれないことを目標に続けてみます。 ちなみに…. 2017年、最初に暮らし始めた年の夏はこんな感じの場所でした。草もだけど、地面が平じゃなかったので、少しずつ馴らしていきました。。 2019年の7月は、こんな感じ。ナスが草に埋もれています。竹の勢いもすごい。刈っても刈っても気がつけば腰の高さまで草が生えるのを繰り返しておりました。 それと比べると今はすごい。冬に大家さんが草刈りをしていただいたこともありがたかったです。 5年目にして、草刈りやメンテナンスは早め早め&細々やるのが大事だということを身につけてきました。。あと平にする為に結構土の表面を掘ったりしたので、草を今のところ大人しく抑えている部分もあり。日々工夫ですね〜〜。少しずつ、自給的な暮らしも組み立てていきます!
2021年も米作りチャレンジ、2年目やります。今年は去年とは違う場所に移動。一緒に場所をシェアしていただいているご友人に感謝です。。ゆくゆく自分も独立して米作りやっていけるといいなぁ。 暮らしている集落の1番上のエリアの田んぼ。景色が最高。家から歩いて数分の距離なのでありがたや….。 田んぼはこのような感じ。これまで使われていなかった場所なので畔(あぜ)などしっかり作れるといいなぁ…という状況です。水がちゃんと溜まればそれで良しなのだけど、どうなるか、ドキドキ。 ひとまず今日はざっくり草刈りと、頼りない畔を作ってみる作業など。今年は手伝ってくれる人も去年よりは確保できるかもの予感もあり、がんばりたいです…! 去年は草刈りをサボって稲が草に負け気味になってたので、今年はもうちょい丁寧に、が目標。 今後もじわじわ進めて、近々苗床作りと種籾撒きを行います。田植えや草刈りなど含め、作業一緒にやりたい人は随時歓迎です!タイミング次第にはなりますが、興味ある人はご連絡くださいませませ。
先日ついに脱穀を迎えた、人生初の稲作「くるくる田んぼ2020」。感慨深い気持ちになったので、春から秋(冬…)までの流れを振り返ることにします。季節と共に生きる。美しいですなぁ。 春は種籾撒きから。やり方を教えてもらって、苗床を作ります。 お米の苗が生えて来た! 7月前までの期間で田植え。お友達に手伝ってもらって、どうにか完了。結構大変な作業だったけど泥に入ると謎の癒しがあってよかった!子ども達も楽しいタイミング(水遊び泥遊びで)。 この時期草刈りをサボったのが秋まで響きましたが夏。勝手にグングン成長。すごいなぁ。 少しずつ稲穂も育ってきた。何もしてないのにすごいなぁ。(草を刈ろう) 秋が来て、ついに稲刈り!展覧会の作品制作や腰痛と完全に被ってスケジュールが瀕死に。色々な人に助けを求めてどうにかゴリ押しで完了….。 はざかけは3週間くらい干すとのこと。途中風が強い日があって稲が落ちまくったりしてまたヒィヒィ言ったりしつつ、展覧会準備で放置。鳥に食われまくりつつ….。 だんだん乾いてくるお米。最後に熟する期間という意味合いもあるらしい。 展覧会も無事に始まり、いよいよ脱穀! 足踏み脱穀機の次は、唐箕(とうみ)で米粒以外を吹き飛ばして分別。 お米になった! このお米から、また次の春のお米が生まれて来る。自然はぐるぐる回っていきます。私たちも自然のリズムの中で美しい振る舞いをしながら生きていけるといいなぁと改めて感じる、実りです。
去る2020年12月20日に、無事脱穀作業を終えることができました!いつも何かとお世話になっている記憶設景家の上野さんから、足踏み脱穀機をお借りして、レッツチャレンジ。 とても昭和っぽいデザインがナイス。滾る。 足で踏むとグルグル回る。それに稲を乗せてこそぎ落とす感じ。とてもジブリっぽい感じがする愛溢れる作業。息子も手伝ってくれた。ありがとう。 なんとなく外れた米粒を拾い集める。男手ヘルプ、伊藤さんありがとう! 今回は女性陣も何人も来てくれて、みんなで脱穀初体験!ワイワイやれて楽しかった。 脱穀が終わった稲の山。こちらは自然に還る運命。でも色々使えたりもする藁。自然の世界は無駄がなくて合理的。素晴らしいわ。 次の工程は、納屋に眠っていた唐箕を使って、米粒とその他を分類。風を起こして吹き飛ばす方式。シンプルで奥深い工程。 なんとなく、できた!(その他のものがまだ色々残っているけど) こちらは赤米メインの方。 こちらは白米メイン。でも多分色々な種類のお米が混ざっている感じ(去年のものなども生えてきていたぽい)。ちなみに全部で30kgくらいのお米になりました。 次は、お米を炊いてみるとか、やってみる感じかな〜せっかくなので。しかし火加減水加減など自信が無いので、またちょっとタイミングみて考えます….。 今回活躍した唐箕。ご友人が余りを(?)持って来たものもあるので何故か二台持ちの我が家。納屋にあったこの道具がまさか普通に活躍する日が来るとは思っていなかった〜。とても感慨深い記念日でした。ちなみに普段は博物館に展示されてることが多いです。。 今回、老若男女たくさんの人が来てくれる機会となって、楽しく作業できてよかったです!皆様本当にありがとうございました。 *** 新型コロナウィルスで社会の状況が変化の波に呑まれていった今年。こんな時は自分達の命と足元を見つめなければと始めた米作り。大変なこともあったけど(←主にスケジュール管理)たくさんの人のヘルプと共にここまで来れて本当によかった。土と触れ合い、季節と対話する中でたくさんの物事を感じることができたように思っています。 くるくるハイツも、今年は人が集まりにくくなった状況でどのようにするか悩んだ1年でもありました。でもこうやってお米の作業をやりながら、屋外や作業を中心に色々な人が自由に何かに取り組んでいくような形が新しく見えて来たようにも思っています。 山の整備や草刈り、畑、片付けや改修作業などやれることはたくさん。自然の中で色々な物事を感じながら、みんなでその恵みを楽しんでいけるような場所作りをこれからもやっていけるといいなと考えています。 お米関連の動きについても、またお知らせしていきます!
展覧会と収穫時期が被って色々と瀕死な感じになってしまった、今年初挑戦の田んぼ! どうにか稲刈りを終えて干されているお米は、日々、じゃんじゃん鳥達に食べられています。ヒィ。そんなこんなで、なんだかんだ米作りの先輩の力を全面的に借りながら、最終工程の脱穀作業を行います! 使う道具は、足踏み脱穀機と唐箕(とうみ)の予定???(よくわかっていない) たくさん居ればそれだけ早く終わるのか等、色々不明ですが、皆さま是非冷やかしに来てください!!!! 2020年12月20日の日曜日、なんとなく10時くらいからやれるといいなぁ…..日が暮れる頃には止めるでしょう…..。 場所ご存知の方はふらっと。初めての方でよく分からない方はご連絡ください。 090-4488-7117 当日など何か開催できないとかあれば、twitterで呟くと思うので、チェックしてください!! https://twitter.com/moeama どうぞよろしくお願いします!! Facebookのイベントページはこちら。 https://www.facebook.com/events/1577551405765816/
※日程変更しました!! 今年初めてのお米も無事に実りの時を迎え、ついにクライマックス、稲刈りに到達しました。めでたい!今年は本当に教えてもらいながらの作業で、稲刈りもよく分かっていませんが、もうOKとのことでまた参加者を募ろうと思います。 日程は、2020年11月14,15日の土日を予定。天気のこともあるのではっきりとは未定ですが、興味がある方は予定を開けておいてくださいませ。時間は朝10時くらいからかなぁ….。出入り自由です。 14日は少しだけの導入作業の予定、15日はがっつり終日作業予定です。 【服装と持ち物】 汚れてもいい長袖長ズボン 汚れてもいい長靴(あれば) 軍手など作業用手袋(あれば) 帽子 タオル(汗かくかも) 遅い時間までいるかもの方は、多少の防寒着(里山寒い) 鎌(持ってる人) 参加についてのご連絡はお問い合わせからお願いします。 稲刈り自体はやったことあるのですが、初挑戦なのは、はざ掛けです。竹を使って、干せるような構造を組むのですが、この強度がかなり大事(倒れないように….)とのことで、ビビっております。どうなることやら….。 ひとまず、楽しみ稲刈り!よろしくお願いします。
先日の土日、稲刈り予定だったのですが、私の体調がいまいちになったりして(結局雨にもなって微妙だった..)稲刈りできず…でした。再度計画を練り直しております。。 ひとまず、稲刈りのはざかけ用に、竹が必要だったので、裏山で以前切って倒れたままの竹を運び出したい…と思って山にINしました。(腰痛もここ一週間続いていて困りつつ、この時は痛み止めでドーピング) 稲刈り以外にも、倒れた竹が薪ストーブの煙突の近くにかかっていたこともあって、それもどうにかしないと薪ストーブ稼働できない….という背景も。 道。 春夏で、完全に消えるんですが、道。山の整備をする上で通れる道があることは必須なのですが、すぐ埋もれて消えてしまう。以前竹林整備の方々が作ってくれた道を、毎年秋〜春の間で切り開いて再開拓し続けています。 今回も切った竹にまず近く為に、道を切り開くところから….。 切り開きの途中の風景。 今回は竹の移動にも苦戦して、道は2ルート切り開きました…。藪となった余分な草木を手ノコを使ってザクザク切って道を作ります。むやみに切ると山の地盤が弱くなるかなとは思うので、あくまでも道の確保をベースにカットカット。剪定のような気持ち。 結局、この道切り開き作業がものすごく大変すぎて、竹はあまり確保できずでした…..。稲刈り前の時点で重労働….。ついでについでにと思って遠回りしがちなのも性格。 でもこの山作業はシーズン仕事な部分もあって、しかもまぁまぁ好き。余計な木を切ると太陽光の当たり方が変わって明るくなったりするし、より土を固められる植生にして、強い斜面を作りたいなあなどと思って、地道に整備していくようなイメージも楽しいのです。(裏が山なので土砂災害特別警戒区域だし切実) そして文字通り、道無き道を切り拓く!行為は楽しい。作品作りや家活動、セルフリノベの改修とも通じるんだけど、場所と自分が対話しながら風景を作るという行為が自分は本当に好きなんだろうなぁと思っています。 とはいえ、稲刈りも急がねばという感じだし、竹の切り出しも引き続きがんばります。。
去年頑張って使えるようにした北東部屋。元は開かずの間になっていたところ、床貼り、壁塗り、天井張り(一部吹き抜けに)などして改修をがんばりました。
昨日の午後、ふと窓の外を見たら、今年は空っぽになってしまった日本ミツバチの巣箱のうちのひとつに、奴らが突如やって来ていました。分蜂という、巣箱探しの群が出るのは春、今は秋….。巣箱管理でお世話になっているご友人に聞いてみたところ、逃去群だろうとのこと。 今年は梅雨が長かったので、餌になる蜜が少なく、逃去も多いとのこと。とはいえ、このタイミングで巣箱に入っても、越冬できるかどうか….ハードルはそれなりに高そうです。人間としてもお世話をがんばりたいところですが、本質的には、ミツバチの勢いに委ねられる感じです。 写真は今朝の様子。まだ巣箱の外に集まっていて落ち着きがない。大丈夫か。早速キイロスズメバチも一匹来ていたので、対策を講じる必要がありそう。 さてニュースはもうひとつ。 写真がないのでお知らせ画像(?)なのですが、猪と私の運転している車がぶつかりました….昨日の夕方。 保育園からの帰り道、18時過ぎ、帰宅後ランニングするぞ〜と意気込んでいたのですが、突如前方左側に、猪! 大きくて、最初見た時は何故か熊かなと思いました。単純に(うわぁ〜…)と0.5秒くらい見ながら(いや熊は九州にはいない…..猪か….)など考えつつ車は通過。 ドカン! えええええええ〜〜〜????? 当たるのぉ〜〜〜〜〜???? まじか………という気分。 でもそんなことはともかく帰る……….あれれ……左側のタイヤがこれはどうも…..空気抜けてゴリゴリゴリゴリ…..走らない方がいいパターンのやつ…….路肩に寄せて停車…(やや呆然)。 という感じでした。 この時点で猪は影も形もなく、ぶつかったとか何の関係もない様子で消えていたのでした。 その後は一旦車外に出て、被害を確認。助手席側の前輪タイヤが大きく裂けて大破。ウィンカーが飛び出て、助手席側側面の車体は大きくへこんでおりました。 ひとまず走れなくなった車をどうにかしないといけないので、以前修理を頼んだことがある同じ地域の整備屋さんに電話。自動車保険のロードサービスで対応出来るということで、保険会社さんに電話など。 無事にスペアタイヤに交換が出来て、その日は終了。あと少しで家に帰り着くところだったけど、それから30分くらい遅くなりました。でも2時間の如く長く感じた時間でした。 猪にぶつかる話はこれまでも何度も聞いたことがあったものの、実際に経験してみて、運の要素が大きいなぁと感じました。 多分、猪は、道の反対側にある山に戻ろうということを決めていて、私の車が通過してもそのことは全く関係なく、猛進したんだと思われます。なるほど、猪突猛進。 でもほんと、生身の体で当たってたら確実に吹っ飛ばされるだろうし、車に当たっても何事もなさそうなところとか、ほんと強いなぁと思いました….。人間は弱い。 一回当たっても、今後も可能性はあるというか、平等に誰でも当たるチャンスがある感じなので、ご近所の皆様にも情報共有して注意喚起しつつ、私も2回は嫌だぜ….とヒヤヒヤしている本日です。 とはいえ、人身事故でもないし、乗っていた人間も無傷だったし、車の被害もまぁまぁマシな方かな…ということで、よかったです。
新型コロナウィルスが世界中でパンデミックになってきた3月。これは今こそ米作りだ!と兼ねてからやって見たかった米作りを始めた春。 夏を越えていよいよ秋の入り口に差し掛かった9月、じわじわとお米が実って来ました。 こちらは9月の半ばの様子。 実ってる〜〜! 実はというか、田植え後の7,8月の田んぼメンテ?を結構サボタージュしていたので、8月後半から極力毎日、とはいえ数日に一度にもなりつつ、なるべく田んぼに通って草刈りをしたりを始めた9月でした。 行くまではすごく気乗りがしないのだけど、行くととても気分が良くなる…ということを繰り返しています。 こちらが最新、9月末。雑草の勢いも季節が進んで徐々に衰えて来たので、躍起になって草刈りはしなくてもいいのかも。というかそもそもどのくらい草刈りをするべきなのか、わからない….結構テキトーにやっています。やり方とかも。 田んぼ自体は、今回二種類のお米を育ててるのだけど、育っている中にはどう見ても違う種類も混ざっています。多分、去年のお米が自然と育ったやつと思われる…..。何種類あるのか….笑 今年が米作り初めてなので、稲刈りがいつなのかも全くよくわかっていません。師匠に聞いてみなければ。 周辺の慣行農業の田んぼの稲は黄金色に輝き始めました。私の田んぼはまだまだ緑。この違いも何なのかなぁ。そもそも稲のサイズも私の田んぼはバラバラ。 でもひとまず実っているので良しとします。 今年は梅雨が7月いっぱいまで続く長さで、その影響でウンカという虫の被害で枯れてしまった田んぼが多い状況とのこと。ご近所や友人でもその話を聞く機会は多く、学びが深いです。今のところ私の田んぼは大丈夫そうだけど、こればっかりは運も大きいのかなぁ。 果たして無事に稲刈りを迎えられるのか! またレポートします。
田んぼ、更新追いついておりませんでした。7月に入ってからやっと田植えが完了した後は、7月後半に、イノシシの獣害対策の電気の柵を設置しました。 田植えの記録はこちら 田植え、無事完了しました報告。 柵の邪魔にならないように、草刈りもがんばるなどしましたよ。息子も柵の設置をかなり手伝ってくれて嬉しい。 そしてその後は、仕事がバタバタしていて、ついつい田んぼ放置….。色々とすごいことになってきたので反省。。数日前から、いい加減ちゃんとせねばと意を決して、毎日16時から田んぼで作業することにしました。 今日は3日目。ちなみに過去2日含めて一度もちゃんと16時に行けてないけど….私あるある。 最初の2日はエンジン式草刈り機で草刈りをがんばりました。その後の本日は、雑草と田んぼの境界が分からなくなっている問題を解決すべく、手を使って草刈り鎌で丁寧に刈りました。自分のスペースの半分くらいはできたかな。。 田んぼの中の雑草も立派に育って、お米じゃない穂を付けています……うへぇ〜。 色々教えていただいている一緒にやっている師匠の田んぼの美しさと自分の田んぼのグチャグチャぶりは、見比べるとかなりドン引きであります。田植えの余った苗も、雑草取りながら植えていこうと思ったのに追いついてないし。初年度からこのいい加減さで、お米は収穫できるのでしょうか。。 一応、育っているぽいので、引き続きしばらく通ってちょこちょこメンテナンスします。 いやぁでも、なかなか、行かないですね、目の前のことに追われると。今回は、しばし真剣に考えて、夕方の時間に行くと決めたので続いている。 でもでも、行くとすごく気持ちが良い。。 糸島に来ての田舎暮らし4年目。お米作りをやれてると、なんだか本当に田舎暮らしの醍醐味という感じ。心が豊かになります。 何事もそうだと思うけど、体をまずは動かすまでが重要ですねぇ。 田んぼの見学、メンテ体験なども希望者いればいつでも歓迎です!
自分のサイトを現在の形にリニューアルして最初の頃は、比較的日記のように日常を綴っていたのだけど、最近は重要な告知を遅めに出したり、重要な記録をいまだに更新していなかったりの雑雑しい感じになっております。 そういうわけで(?)今回は久しぶりにちょっと日常。 今日は夕方から海に行きました。梅雨明けから3日目の2020年8月1日。見事に晴れの日3日目でした。 9歳の息子は、ここ最近「海より川がいい」「海はベトベトするから嫌だ」と言っていたのだけど、いざ行くと泳ぎまくってなかなか帰らない。4歳の娘も、最初は怖いと言って膝下くらいの深さをウロついていたのに、途中から、ノリノリで深いところにぐんぐん進む….。 2人とも物凄くエンジョイしていました。なんか大きくなったなぁ。子ども達の成長を感じます。 「夕方から海行くか〜」と行ける距離に海があることの有り難さ。自然いっぱいの環境の中で、伸び伸び成長していて、本当にありがたい。しみじみと幸せを感じた本日でした。 2020年夏は、海で遊び尽くすぞ〜!
7/2にお友達に手伝っていただき、合計3日間かけた田植えも無事完了できました!手伝っていただいたおかげでとっても楽しい時間になりました。この田んぼのヌチャヌチャが気持ちいい。 田植え前の田んぼはこちら。草がすごい。ここに田植えできるのか、結構勇気が必要なビジュアルでした。。自然農スタイルなので、こういうのもまぁ、怯むことはない、と思う感じ?(よくわかっていない) 春に蒔いた種もみも立派に成長。こちらも雑草がいっぱい生えてきてるけど….まぁ田植えにはあまり関係なかった!田植えの時に雑草はサヨナラすればいいので。とはいえちょこちょこ取ってあげてた方が、丁寧ではあるのでしょう。(ズボラなわたし….) 初日は教えていただきながらの田植え。娘(4)は泥遊び状態ですごく楽しそうだった。これを経験できるだけでも田んぼをやる価値はあるかもしれませぬ。 そういうわけで、無事田植えも終了!手伝ってくれた皆さま、ありがとうございました!お米が食べられるように、引き続きやれることはやっていくぞ….!(教えてもらいながらなのでよくわかっていないけど) ひとまず現在は、残った苗をどうにかするという作戦です。予備として植えておいたり、人に差し上げたり。バケツで稲育ててみたい人などいれば、今ならおすそ分けできますのでご連絡ください。数日中に難しくなるかもだけど….。草抜きやりたい人もどうぞ〜〜。最後のヌチャヌチャだよ。 コロナ騒動を機に、これ以上のタイミングはない!と思って始めた米作り。自分の中でとても良いアクティビティになっています。今改めて、生きることや命と向き合う、そんな行為の根本に、食べ物を作るとか、土と関わる行為が存在しているのだと強く感じています。とても大切なこと。 こうやって時間、季節と共にひとつの命に寄り添っていくことは、本当に豊かなことだなぁと思います。お米作りの機会をくれたご友人にも改めて感謝。 今回植えた苗も、分けていただいた種もみも、蒔いたり植えたりしていたらすぐ余る。ほんの少しの量で、自分が1年生きていけるお米になるなんて、とても不思議な感覚でした(まだ出来てはいないけど)。自分自身が数字の中の誤差の範囲で生きている、ということについて感じ、とても興味深かった。大きな数字の視点で見れば、私の命や存在も誤差の範囲なのだろうなぁ。 それでも確かに生きている。 引き続き、稲と向き合う日々を楽しもうと思っています。 くるくるハイツもなかなか「集まり」を企画しづらいので、田んぼ作業などは随時、声をかけて、興味がある人に来てもらいやすりようにしていこうと思っています。
新型コロナウィルス、なかなかのもんやで….こういう時は、そう、米作り!!というわけで、前回の記事にもちらっと登場していたけど、お友達のご縁に恵まれての米作り、順調にスタートしました。 こちらは4/11、苗床づくり。溝を掘るのはモグラ対策とのこと。 4/23に種籾撒きを行いました。息子(9)(休校中)も手伝ってくれてありがたい。まずは草を丁寧に刈る。 土の表面を剥がす。草の種がある表面を剥がすことで種籾さまの良いベッドになるのであります。 完成!一気に写真が飛んでしまった….。土の表面を剥がした後は、表面を平らに踏みつけて、種籾を3cm間隔くらいで撒きます。その後、覆土をして、刈った草を被せて、最後に鳥避けに、竹をバサーっと被せて、完成。後は発芽を待つばかり。 種籾を撒くという、クライマックスの段階が、私が娘の着替えに一旦帰宅している間に息子が終わらせてしまい、なんか……..やや不完全燃焼なのだが…..仕方ない。手際が悪いのもあってだろうけど、半日かかった大仕事でした。 今後も稲の成長を見守っていきたいと思います! 本当ならいろんな人に声をかけて、みんなでやったりしたいものなんだけど、ご時世的に難しいのは残念。とはいえ、野外作業自体はリスクも低いと思うので、何か手伝いたい!という方はご連絡ください。次は田植えが大変かな〜。またこちらでもお知らせします。
あっという間に、私が住んでいる福岡県に緊急事態宣言が出るところまで進みまして、ブログの更新も追いついていないまま、驚いている気持ちも強い、本日です。
春の分蜂シーズンに向けて、また新たに日本ミツバチの巣が作れるように準備を始めました。我が家くるくるハイツは、FUKUOKAみつばちプロジェクトの伊藤さんの協力の元、日本ミツバチの養蜂を1年前から細々と始めました。 今回準備に向けて、既存の巣箱のメンテナンスも行ったのですが、去年見事に入居してくれた日本ミツバチ達の巣が、ひとつ、何故か冬の間に空っぽになっていました。 残念だけど仕方がない。 空になった巣箱を綺麗にして、また次の分蜂を誘い込む準備をしようと解体したところ、大量のハチミツが巣の中に残されていました。いやぁ、びっくりな量。 よく分からないまま去年の秋に初めてやってみた採蜜作業を急遽やることに。それにしても量が多いので何かとなかなか進まない…..。 まずはポタポタと落ちてくる分で純度の高いハチミツを。落ちてくる分が減ったら、残りは絞ってちょっと濁りのあるハチミツに….。容器や濾過環境が家にある物をベースでやっているので、本当に少〜しずつ進行中です。 それにしても、こんなに蜜を残して行くなんて、人間が得しているだけの状態….。日本ミツバチの飼育は、予想外の展開も多く(逃亡や全滅など)なかなか一筋縄にはいかないらしい。しかしそれが面白くて、ハマる人も多いんだとか。 採蜜の作業は時間もかかるし面倒ではあるものの、やっぱり収穫の段階は醍醐味でもあります。それに何と言っても生のハチミツの透明でキラキラした美しさには惚れ惚れ。 貴重で希少な日本ミツバチのハチミツ、無駄にしないようにしばらく頑張ります。
先日2019年10月5日に、くるくるハイツが設置させていただいていたFUKUOKAみつばちプロジェクトの日本みつばちの巣箱の採蜜を行いました!空の箱を設置して1年弱、ついに今年の春に日本みつばちが入居していただき、どうにか無事に秋を迎えることが出来ました。 日本みつばちの脅威はたくさんあって、様々な虫たち以外にも人間の使う農薬や除草剤、煙などでもやられてしまうとのこと。巣が全滅したり、環境が気に入らないと逃亡することもある日本みつばちだけど、どうにか秋まで無事に巣が元気に成長できて感無量でした。 巣箱を設置させていただいた大家さん、地域の皆様、本当にありがとうございます。設置場所が人の出入りがある場所だったので、問題も出たりして反省と学び多き機会にもなりました。 当日は、里山森とスープProjectのイベントと絡めて作業を行いました。事前にこちらでの告知が追いつかないというダメダメな事態で色々と申し訳ない……(最近いよいよ頭の中がごちゃごちゃで動きが鈍っております。じわじわ復活予定…!) 準備期間も短かったこともあり、お知らせや報告漏れもあってスミマセン。それでもご参加いただいた皆様ありがとうございました!というか単純にものすごく貴重な機会過ぎて、自分で当初思ってたより大興奮でした….!! 重箱構造になっている巣箱の一番上の段を分けてもらう方式。巣の中がナイフで切られてジャジャジャーン!!蜜〜〜!でも今年は長雨が多かったので、どこも蜜の量が少ないとのことでした。蜜の量が少ないとみつばちが越冬出来ないから、採蜜を諦めることもあると知りました。今回は2つの巣箱のうち1つ採蜜が出来ました。 巣はナイフで切り取って外します。こんな構造なんだなぁ。 はちみつは蓋になっている部分を外すと出てくる。こちらは採れたてテイスティングのシーン!濃厚で芳醇!!じゅるじゅるのじゅわ〜でぽたぽた〜〜!! 蜜という存在のエモーショナルさが半端なかったです。そしてどう考えても健康に良さそうな風味。免疫力上がったり疲労回復したりしそう。 里山森とスープのイベントでもあったので、スープも!秋らしくきのことかぼちゃのクリームスープ。天然酵母パンも付いて、はちみつとも似合う〜。スープ担当してくれたやすかちゃん、いつもありがとです! 時間をかけて巣の構造(蜜蝋!)とハチミツを分離させました。自然に滴れる分を集めて、残りは絞る。蜜蝋もこれからグツグツやります。 はちみつ、できました〜〜〜〜。日本みつばちのハチミツは国内のハチミツ流通の1%らしく、超希少….。そして更に貴重な生はちみつ〜酵素が生きています。健康になる予感しかない。ここぞという機会に、大事に味わってゆきたいと思います。あああ、そういえばこれでついに全部自家製のハチミツレモンの夢が….!!!?でも今年は我が家のレモンの木、実をつけられなかった….はははは。買おう。 はちみつは殺菌力も強いから喉を守ってくれるみたいで、寒い季節に最高の存在です。 FUKUOKAみつばちプロジェクトのいとうさん、今回も大変お世話になりました。養蜂完全初心者だったので、手取り足取り教えていただきつつ迎えた採蜜、本当に良い経験になりました。 みつばちのお世話は引き続き行います。越冬の準備と、場所を動かすことも検討、チャレンジの予定。 そしてまた春には新しいみつばちたちに出会えるといいな。 FUKUOKAみつばちプロジェクトさんと共に、今後もますます近隣の皆さまへの配慮を高めつつ、日本みつばちの保護活動をがんばってゆきたいと思います! また巣箱づくりのワークショップなども含めて通年でみつばち関連の活動と発信も行っていけるといいなと思っています。引き続きよろしくお願いします(^^)
3月にご友人に全てを揃えていただき、ついに念願だった味噌の仕込みをやってみることができました。色々用意いただきありがとうございます…。そういうわけで、味噌作りの記録をこちらでも紹介します。 家の前に散らばる味噌仕込みの為の色々。クッキングストーブでひたすら大豆を煮るところからです。 ホクッと潰れるくらい柔らかくなったら、潰してゆきます。この作業は電動のフードプロセッサーとか餅つき機(仕組みよくわかってない)があった方が圧倒的に早い。やはり味噌を自力で仕込む時も電気と機械の力は偉大ですね。文明万歳。 こちらもご友人のお米農家方面から、無農薬の麹さまが降臨。ありがたいご縁。 潰した大豆と塩と麹をゴリゴリに混ぜ混ぜ。今はまだただの辛い存在。 ご友人の分と分け合う時の重さ配分が分かるように丸めていただきました。(私は娘の保育園迎え時間になってしまった…) あとは写真が追いつかずだったけど、容器に↑を隙間なく詰め込めば、仕込み完了です。 頼もしい経験者のご友人のおかげで手取り足取り教えていただき、ついに味噌仕込みの夢を叶えることが出来てとても嬉しい。 多めに仕込んだので、完成したらくるくるハイツの味噌はこの手前味噌になりますよーー。 完成までの管理諸々もガッツリご友人に教えてもらいつつ進めていこうという甘えっぷりですが、来年再来年と、コツを掴んでいけるといいな。 自給的な暮らしも一歩ずつ歩んでいきたいです。
今日は田舎暮らしの移動手段について。 私が現在住んでいる家は、子どもの保育園送迎まで片道約1km。徒歩や自転車でも行ける距離なのだけど、坂道で帰りがしんどかったり、時間がバタバタしているとついつい車に頼ってしまう生活…。 田舎暮らしは不健康? 田舎暮らしの人はよくわかると思うのですが、田舎暮らしは大抵車に依存しがちになってしまう。公共交通機関が発達していない→車必須、というのがその背景なのだけど、車はとても楽で便利なので、街中だと余裕で歩く距離も車をついつい使ってしまうという状況に…。田舎暮らしの人の方が運動不足という話もちょくちょく見聞きするので、これはなんだか複雑な気分。都会の人は駅までの道や乗り換えなどで結構歩く機会が多いんですよね。 一見、田舎暮らしって自然がいっぱいで体もよく動かして健康的なイメージがあるんだけど、気をぬくと街中暮らしより歩かない、不健康なライフスタイルにいくらでもなってしまうなぁ、というのは実際すごく感じています。 エコロジー&エコノミーで健康もゲットしたい…. 車を日常的に使うのはガソリンも喰うし、環境にも良くない。私はズボラ系合理主義でケチくさい「エコロジー&エコノミー」を実践したいので、やはり車はなるべく然るべき時に取っておきたいです。 そして車をなるべく使わない→体を動かす機会が増える→健康増進!がやっぱり理想的。我が家でいうと送迎は片道20分、自転車か徒歩が理想のライフスタイル。原付については、ガソリンは喰うけど燃費が良い=エコノミー。というわけで、そこそこ近くの一人外出は原付を使っていくことも積極的に取り入れていけるといいな。 でも原付、冬は寒い…..。車を持たない街中暮らしの頃は、雨の日も風の日も原付か自転車で移動していたのに、車の魔力は本当に恐ろしい。車の魔力に取り憑かれるというのは、田舎暮らしの大きな罠かも。 田舎暮らしならではの良さを存分に味わう為にも、せかせかし過ぎないライフスタイルを引き続き追求してゆきたいです。
昨日か一昨日くらいから、息子(6)が「同じクラスの友達の家に自転車で遊びに行きたい!」と言っていたので、紛失していた自転車のヘルメットを昨日買いに行き、今日の午後めでたく息子は友人の家へ。 一人で自転車大丈夫なの?とか友達の家に約束もせず遊びに行くのってどうなの?とか他の1年生ってどうやって遊んでるの?とか色々謎が脳内を渦巻きつつも、まずは午前中息子と一緒に友達の家に行ってみて、無事保護者さんとも話せて、午後に遊びに来ていいよとなった次第。わたしも親として必死ながら学びの日々….。 そういうわけで、息子が遊びに出たので家に居る感じの私と娘(1)なのだけど室内に居ても二人で団子になってるだけ….。エイヤと思いつき、涼しくなってきたし腰痛も随分マシになったので久々に土木系作業をやりました。 家は庭に雑草が生えてたり、裏がなんかすごいことになってたり、雨風でなんか色々汚いことになってたりといくらでも外作業があるのだけど、今日はちょっとずつ山から流れて来たんだろうなぁという土を、畑予定地に運ぶ作業をやることに。氣になってたの、ここ。 この部分は多分石で作られた階段があると思われるのだけど、長年の風雨で少しずつ土で埋まっていったぽい場所。見た目もなんか野暮ったいし土は進出して来てるし、何よりこの坂が登りにくいので、ちょっとずつでも石の階段を発掘しようと思っているところなのです。 2,3時間は作業したかなぁ。1輪車(ネコ)のタイヤがパンクしてることもあり、シャベルで掬っては運ぶ作業。畑予定地に土が足りないので、そこに運ぶことにしました。 随分削れた!17時過ぎに帰ってきた息子も手伝ってくれて頼もしかった…..!ありがとう息子よ! 作業を始めると止められなくなる性格のおかげで19時くらいまでやってしまった….。暗くなるまで遊んでしまうところ、子どもの頃と変わらん。 娘も外に居ると、ウロウロする私にせっせと付いて来ながら、色々石やら棒やらを拾ったり土を食べたり?して楽しそうで、後半まで集中して作業できて良い感じでしたわ。家の中は収納がほとんどないからあらゆる物を散らかされ続けるだけなので、やっぱり外ですねー。 これから息子もよく遊びに行く様であれば、土日のどちらかに定期的に作業日とかオープンハウス的な感じで設定してもいいかもなーとか思ったりしました。大切なのは昼食をお出しすることだよね〜と思ったり。
以前、田舎暮らし的なものを最初に志向した2013年当時の自分の背景について、旧ブログからの発掘リマインド投稿をしていたのですが(https://www.moeama.net/?p=709)、その時の道中写真が出てきたので、二回目の田舎系思い出投稿を。 ここは和歌山の川湯温泉で、この時はまだ車も持ってない京都街中暮らしだったので、アルバイト先の社長殿に和歌山の山奥まで送ってもらうという….本当にその節はありがとうございます!強行手段で田舎へ向かいました。 目的地は、木造校舎で若者の受け入れを行っているNPO共育学舎さんでした。 この頃撮った田舎の風景の写真には新鮮な驚きがたくさん写り込んでいました。 今夜は地域の子ども会の行事で、蛍が舞う川を横に眺めながら満月の月明かりの元、帰ってきました。蛍が舞うような環境で暮らせることはとても贅沢に感じております。 私は街も大好きです。田舎が好きとか暮らしたいとかいうのも、何か現代文明への問題意識のアンサーとしてのActionではなくて、単に、自然がたくさんあって広い空間が好きだからという単純な動機だったりします。あと近所迷惑とか街中ほど気にしなくていいところとか。場所があると可能性も広がるしいいな〜という感じです。 でもやっぱり土がある場所は、植物がいっぱいある場所は、虫が、動物達が、いっぱいいる場所は、命の場所だなとも思います。ものすごいエネルギー。 街は、季節毎にせっせと装飾を変えて彩りを演出し続けているけど、田舎は、いつもいつも景色が変化していて、本当にドラマチックです。春の草が枯れて、夏の草に変わってゆく景色を眺めつつ、花が実を結ぶ様を眺めつつ暮らすこと。やっぱりいいもんだなと思っています。
2013年4月7日に古い方のブログに投稿していた当時の記事のアーカイブ記録です。 街中で暮らしていた私が最初に田舎で暮らそうかなと思ったきっかけについて。 今はひとり親になっているのだけど、当時は夫がサラリーマンでしんどそうなのをどうにかできないものか?と考えていたというのも大きかった…。色々な物事が自分の思うこととは違っていき、結果的に田舎暮らし以外は削ぎ落とされてしまったけれど。でも今もこの思いの土台は私にとって大事なものです。 *** 2013/04/07投稿 いまここ!2013年4月:熊野の共育学舎に来た。のでそこに至る経緯。 最近、色々なことを考えたり感じたりするに当たって、和歌山県の熊野にある共育学舎という場所に来てみた。一週間滞在してみる。 色々なこと、についてざざっと書いておこうと思う。いずれもすごく個人的な気持ち。 @子供:2010年10月生まれ。現在二歳。周囲の世界に好奇心を持ち始めた。 自分の身の回りにあるものにとても興味を持って接している。 道と建物くらいしかない今の京都市内の家とその周辺であまり遊べる場所がない。 学べる場所がない。 今子供が学ぶべきことは、自分の存在の根源、命に近い場所ではないか、と思った。 生き物の気配、食べ物が生まれる場所、自然の木々や植物、その匂い、音、色。 人間が動物として始まった家としての自然に近い場所。 町中にある様々なことやものが「便利」とか「快適」と感じるのは、今二歳の子供がもうちょっと大きくなってからで十分なのではないか。 個人的には10歳前後から、もっと外の広い世界を知っていくことって意義深いんじゃないかとは思っている。その時までにベースになる自分の生活した環境が原風景となって基盤になるんじゃないか。それは、出来るだけ命に近い場所であって欲しいと、ちょっと思っている。 @夫:新卒で就職して大阪で企業勤め。最近いよいよ疲れている様子。 元々、私自身、大学を出て就職して働くというのは「普通の」「大多数の」人が選択する「スタンダードな」大人として生きる生き方なのだといつからか教え込まれてそれに疑問は持たなくなっていた。私は芸術家として活動をしたかったし、経済基盤が怪しいそんな活動をサポートしてくれる環境が夫の固定給という形であるのはありがたかった(実家に頼れるような状況でもなかったので。作家をやっている人は実家の恩恵を受けている人も多い)。 しかしその夫の体調が最近いよいよ良くなさそう。毎日23時帰宅で、不眠や胃痛など分かりやすい体調不良も表立って目立って来た。それなのに仕事を休めないのか休まないのか、辞めないのか辞められないのか、体重はじっくりと下がっていっている。「普通の」選択をしたと思っていた人がこんだけ大変なら、それは普通だったとしてもおかしいと思った。それは明らかにどうにかしなきゃいけない問題だと思った。 @育児:子供は男と女一人ずつ居れば出来る(※生物学的な話)ので、育児も男と女一人ずつ居れば出来るのかと思っていたけど違った。 人間て生まれてみたら社会的な生き物で、それは生まれてみて初めて混沌とした脳に色々な出会いや経験などコミュニケーションを身につけながら総合的に一人の人格が出来上がっていくものなんだなと感じた。 それと、一人の大人が一人の子供を見るより、二人の大人が二人の子供を見た方が楽だということを知った。三人の大人が三人の子供を見るともっと楽になる。子供たちは自分たちで一緒に遊んだり出来るからなのだった、、。 そういった意味で核家族とか、母子二名ペアとかは、子供の成長(たくさんの人との出会いや経験を得ること)にも、大人の時間ややること(一人で一人の子供の相手を延々しなければならない)にも圧倒的に非効率な方式となる。 私の場合、私も夫も九州が地元で、今住んでいる京都には近所に親戚も友人も親もおらず、完全に孤立していた。ちょっと誰かに頼み事をしたくても、みんな自分の用事が忙しいので来てもらえない、そんな環境だった。 そんな環境じゃない人には問題にならないのだとは思うが、私と夫にはその、大人二名のどちらかが倒れたらどちらかに過度な負担がかかるという状況が既に重荷だったし、実際子供の世話などは押し付け合いみたいになりかけることも常だった。子供にも良くないことは明らかだったし焦っていた。 @お金のこと:どうにか経済的に自立したい、と思っていた。けどどんどん現実的じゃなくなった。 芸術を選んだけど、夫はずっと働くことがしんどそうだったし、自分はなるべく早くちゃんと夫が働かなくてもいいように自立出来る様になろう!と思って20代をよく分からないなりにアーティストとして自分なりに歩んでいた。でもそれで少しずつ分かってくるのは、別にアーティストで食べるということは思っていたより分かりやすい道は無いということだった。それすらよく分からずに進んでいたんだから恥ずかしい限りなのだけど。例えば仮に作品がわーっと売れても、翌年同じように売れる保証なんてない、とかそういったことだった。それより何より分かりやすい結果も特に出せなかった。 大量生産大量消費のお金や経済の在り方にも違和感があったし、現行の貨幣経済への問題意識もなんか強くなってきてお金=価値とかお金=人生みたいな暮らしを見直していこうと思えて来た。そして最近いよいよ収入を増やすことより支出を減らすという方向にシフトしていこうかと思った。 @美術作家活動:作品でコミュニケーションをとりたいけど、なんだか実感が持てない 作家として自立したいというのもあったけど、それは勿論、自分の考えや思っていることを作品を通じて人に伝えてそこから生まれるものを通じて人と関わりたかったというのがあったので、色々作品を作ったり展覧会をしたりしてきたけど、露骨に反応がないとか、そういうことも経験して自分の作品が悪いのか、ということやアート業界が狭い、とかいうことについてなんだかそれまで以上にモヤモヤするようになった。 そういったことから、これまで自分なりにここ1〜2年でやってきたこと @moetacu 子供の世話で極端に外出に制限が出たのでストレスが強く、とにかく人に家に来てもらえる環境を作ろうと思ってmoetacuという動きを始めた。色々なテーマで集まりを開催する。これは結構楽しかった。でも家の構造上、誰とも会いたくないという夫にはややストレスを与えていたようにも思う。 @まちづくり関連の場に関わってみる 子育ての在り方とか、自分の関わっているアートの世界をもっと開きたいと思ってまちづくりといわれる分野の場や人たちと関わってみた。結果的には、まちづくりに関わっている人や場はそれが属している限られたエリアが盛り上がることしか目的にしてないみたいで、元々京都で何にも属していないような感覚を持つ自分には違和感があった。目の前で困っている状況があっても、条件が合わなければ無関心、のような、なんだか「まちを盛り上げる」という目的にしか興味なくて、それは決して「人」ではないといった印象もあって残念に思った。 @働き方を考え直す 「ナリワイ」http://nariwai.org/という考えを提唱している伊藤洋志さんに出会って、考え方がとてもしっくりきて、自分も取り入れていきたいと思った。自分の生活も、アルバイトと作品制作はあまりにも分断されていてそれぞれの時間がそれぞれを圧迫していたし、そのことに違和感があった。もっと先に続いて繋がっていく働き方とか仕事のやり方を考えていきたいと思った。 ナリワイというのは、ざっくり言うと小さな仕事をたくさん持つ、という考え方。 そういったことが色々あって、 熊野の共育学舎というところに来た。 ここで自然の中で自給自足に近い暮らしやその環境について触れてみようという次第。 共育学舎のウェブサイト http://kyouiku-gakusya.org/npo/ ***
先日、ご縁があって福岡県糸島市の自然農の学びの場である畑にお邪魔する機会がありました。 とっても素敵な場所で、最大70組が畑を借りて自然農を学びながら実践をしているとのこと。私も春から仲間に加わりたいな、と思っています。畑スペースは家の空いてる場所でも確保できるのですが、学びの場というのがとてもありがたい存在….しかも引っ越し先から結構近い! 実際やってみて、どれくらいディープに畑と関わっていけるかは未知数ですが、とっても楽しみです。好きな野菜はたくさん育ててみたい!季節の移り変わりにも自然とよりお近づきになれそうで、そういったこともとてもワクワクです。 今年は味噌も自分で仕込みたいなぁと思い、ワークショップへの参加を検討中です。自分の1年分をワークショップでの味噌仕込みでは賄えないことやら、やっぱり大豆も育ててみたいということなど、まだまだ夢は広がりますが、少しずつ、やれることをやっていけるといいなーと思っています。 お米も、作りたいですなぁ….同じような想いの人たちで集まってやると効率が良さそうだなと思っております。今年は流石に間に合わないかな….。
pinterestというサービスで、氣に入った画像を集めては眺めたりというのを時々しています。 昨日は、もっとイメージを脳みそに理想的な暮らしのビジュアルイメージを刷り込もうと、PCのデスクトップ用に画像を作成しました。 家を作ろうとしていると、夢の実現、みたいな世界に触れることになります。 思い描いた風景が現実に!みたいなやつです。 でも個人的には、思い描いた通りそのままの風景を現実に作ってしまうときっと面白くないんじゃないかな?と思ったりもしています。何故なら、そこで夢が終わってしまうから。 普通は、家づくりなんて一生に何度もやるものじゃないのかもしれないですが、私は常にときめく思いを描きながら、その時々にしか味わえないポイントを楽しんでいくことを大切にしたいなぁと思っています。 好きだなと思う画像はたくさんあるのですが、いざ特に気に入ったものを集めてみると、自分の好みが分かって面白いですね。明るくて清々しいおうちはいいなーと思います。現実をどこまで素敵に出来るかは、脳みそでどこまでイメージを描けているか、ですねきっと。
物語が始まる時、そういう予感がとても好きです。この写真、googleさんのストリートビューの某景色なのだけど、あ〜、この抜け感!物語が始まる景色だなぁと思って嬉しくなりました。 バスを降りて歩く道の風景なのです。 私は、想像するのです。飛行機に乗って、空港に着陸して、地下鉄に乗って、その地下鉄が地上を走るローカル線に変わって、降りた駅で更にバスに乗る。しばらく行くと、降りるべきバス停に到着する。そこから歩いて10分くらい。この景色。私にとって何故かこういう部分がすごく大切に思えていて、その、ワクワクする氣分こそが、真実というか、その為にわざわざ飛行機に乗るのかもしれない、なんて思うのです。 だから家のアプローチも私にとってはすごく大切。ワクワクして思わず駆け出したくなるような景色の先にある場所、そんなところでたくさんの人を迎えたり、私が迎えられたりして暮らしたいなぁっていう夢が膨らむのであります。
先日、いとしまシェアハウスさんの餅つきに参加してきました。赤米ミックスのお餅は美しかった〜! お手製のゴマだれやきな粉も無農薬で大豆から作る!という贅沢な味わいを堪能しました(^^) 糸島シェアハウスさんに訪れるのはなんだかんだと数年ぶり…前回はこの場所が始まったばかりの頃でした。時間が過ぎるのは早い!今回は自分も古民家をリノベーションしていこうとしている流れもあり、建物の観察も少し。比較的ご近所さん(車で20分くらい笑)になるので、今後も色々イベントに参加したり交流していけるといいなーと思っております。 そうそう、そこで2017年の「糸島こよみ」という日めくりカレンダーを買いました!わくわく楽しみ。 糸島シェアハウスの皆様、楽しい時間をありがとうございました!
大分県竹田市に住んでいた1年ちょっとくらいの期間は、比較的近くに年間会員制度がある源泉掛け流しの温泉があったので毎日通っていました。今思い返しても最高でした…..。やっぱりお風呂が一番あったまる!この期間は元々持ってた冷え性にもあまり悩まされた記憶が無いのであります。 温泉という良さも勿論なのですが、こういったお風呂施設の良いところは水風呂があったりして単にお湯に浸かってイエ〜イというだけではないところ。身体をガンガンに癒しにいきます。色々としんどいことがあっても、温泉に浸かれば氣持ちがリセットされていく…というのも素晴らしかった。 年間会員制度があったからこそ気軽に通えたので、今後もそんな温泉の近くに住みたい〜と思うわたくしです。とはいえ温泉通いの夢を叶えたという事実が出来たから、もうそれで良いのか….とか、いやいや…やっぱり毎日…少しでもたくさん、広い温泉に通える人生が良いなぁと思いますね。
最近、菜食というか自然食(無農薬無化学肥料をベースにした食)への方向性があるので、ここ2年くらいのそれに該当しそうな食卓の写真をアーカイヴ。 田舎に繰り出そうとする前の食生活は全然そんなことなかったので、ボーッとしてたら元に戻るなぁと最近実感。きっちりとイメージをしていくことが大事です。。
先日、福岡県糸島市で自然栽培でお米や野菜を作っている大石ファームさんで無農薬無化学肥料の野菜とお米を購入しました。 糸島体験自然農園 大石ファーム(福岡)/自然農・天使の野菜 比較的こういった食の安全には疎い人生をこれまで歩んで来たのだけど、田舎っていいなぁ〜とか思って田舎に行くと、その場所を選んで移住して来ている人たちは大抵意識が高い人であったと今更ながら氣付かされます。 私が田舎がいいな〜と思ったのは、車の騒音が嫌だなぁとか土や草が好きといったのほほんとした理由だったけど、なんだかやっぱりこれからは自然な命の在り方についてももっと学んでいく必要性を感じておる次第です。