Month: January 2021

無事会期終了しました!ちくごアートファーム計画2020「旅と恋愛」

去る2021年1月24日、ちくごアートファーム計画2020「旅と恋愛」の展覧会は無事に終了しました!遠方からお越しいただいた皆様、ありがとうございました!(行けなかった〜という方も、またの機会があればよろしくです) 会場写真は展覧会公式で写真家の方が撮影していただいたもので、近日正式にご紹介予定です。でもせっかくなので今回は、私の雑なスマホスナップ写真で振り返ります。 展覧会が終わって照明が消えた展示会場の写真を、搬出作業前にひとり記念撮影。 こちらは2020年9月に会場下見に行って展示の計画を立てた時のもの。ここから実際の展示を組み立てていきました。 学芸員さんに見せる為に描いたラフなスケッチ。そして制作制作の日々…. 設営に行き、無事に会場は完成! まだ会場オープンではない時間の朝の光が美しかった…. 今回は新型コロナウィルスの流行で、様々な面で見通しが立ちにくく、難しい展覧会作りでもありました。 アート表現をやる上でコロナの存在は無視出来るわけも無く、しかもテーマが「旅と恋愛」という、コロナが直撃してる重いテーマだと私個人はとても強く感じました。 結果としては旅や恋愛の持つ、軽やかさや楽しいイメージと、これまで意識しなかった小さなひとつひとつのことがピリピリしてくる変化について自分なりに色々と考えた制作期間になりました。 作品制作については「旅と恋愛」について掘り下げて考えた時、どちらも出会いであり関係性であり距離感だ、と考え、その切り口を土台にしました。コロナによって、出会い・関係性・距離感が強く意識され見つめ直させられている今。改めて強く意識させられているそれらのリアルな体験について、実際に会場に足を運ぶことで体験してもらえる装置としてのインスタレーションを考えて組み立てています。 脳内テーマは、「密な中でのディスタンスゲーム」。会場は真っ直ぐ歩けないように敢えて構成をしました。真っ直ぐ歩けない・進もうとすると何かに出会う・そこに関係性と距離感が生まれる・対象と対峙する…そんな要素を「旅と恋愛」に当てはめています。旅も恋愛も、一種の冒険であるといったイメージも盛り込みました。 コロナによって旅や恋愛の形が変わって、展覧会という場も、私たちにとって当たり前だったリアルの形も変わっていくこと。自分にとっては比較的重いテーマではあったのですが、作品自体は、カラフルで柔らかくて、来場者の皆様も楽しんでいただけたようで、よかったなと思っています。私の作品は大体、ホワッとした感じになるんですよね….。多分根っこのところで私の作品は抽象的な夢、イマジネーションの中なのだと思っています。 今回は、近年続いていた展示のコンセプト「くるくるハイツ」とは違った切り口での久しぶりの展示になりました。これまでの自分とこれからの自分の流れを作っていくような機会をいただけて本当にありがたく思っています。 来る2021年2月からは、こちらの展示よりは小規模ですが、京都でのグループ展もあります。またお知らせしますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします!

巡ってきたよ!「旅と恋愛」ちくごアートファーム計画2020

ちくごアートファーム計画2020「旅と恋愛」の会期も残すところあと1週間となりました。私もやっっと遅ればせながら、全会場を巡ってきました。そろそろ会期も終わるので、お知らせもブースト気分で、展示情報をお見せします! 旧八女郡役所の建物を使った、しりあがり寿さんの展示! 同じ建物に、朝日屋さんという酒屋さんもあります。私はオンライン打ち上げを目論見、シャンパン的なやつを購入。 サテライト会場に展示していたパネルでは、展示作品についてのコメントが読めてとても面白い!   JR羽犬塚駅のオープンエアなところに展示してある牛島光太郎さんの作品! この駅長さんのコメントが個人的にむちゃくちゃツボです。   JR羽犬塚駅から歩いてすぐの場所にあるアートホテルMEIJIKANさんの2階ギャラリーでは、私、天野百恵の展示。1階はカフェと本屋さんも併設。カフェのランチは最高に豪華です!おすすめ〜。ホテルも最高におすすめです。 マネージャーの徳永千恵子さんの言葉がとても嬉しい…。   九州芸文館のアネックス1Bとその周辺では土屋貴哉さんの展示! 設営をむちゃくちゃ頑張る土屋さんと関係者二名を激写したのは、展覧会開始の前日(2020年12月)。設営現場を見ると、鑑賞がまた深まりますね….。 コメントも、やはり染み入ります。   水田天満宮・恋木神社では、鈴木淳さんの展示!初めて行きました、恋の神様。初詣気分も味わえて作品鑑賞もできてお得な気持ちに….。 ここは作品展示と元々の神社が持つ要素が何かすごいものを醸し出していました….。   展覧会のメインビジュアルを担当してくれた三迫太郎さんは、紹介動画を作っていただきました!!(2分40秒)これは、かなり丁寧にご紹介いただいていてぶっちゃけ会場に行けない人も、これを見れば展示が大体わかります! 充実のブログも….! https://note.com/taromisako/n/n5f79e88711a9?fbclid=IwAR1IQZc-_VZDezi0wwcUU6t8BU5scLl5fmCqEW5Fx_a5OpwSOwK9sDxBmBU   私は八女インター近くの鵜ノ池製茶工場さんの小さなカフェスペースで抹茶ソフトを食べました。あっさりしていて美味しかった〜〜。他にも抹茶のシフォンケーキやぜんざいなどもありました。 九州芸文館では、飛べなくてじっとしているメジロさんにも会いました。しばらくしたら無事に飛んで行ってた。よかった。   *** 福岡県立美術館で開催されたサテライト会場の展示は17日に無事終了しました。ちくごアートファーム計画の人材育成事業の取り組みとして参加してくれたアートスタッフの皆様が大活躍の今回の展覧会。この大変な半年間の中で、何ができるか模索しながらの日々でした。その集大成がこの場に結集したことを本当に嬉しく思いました! 私はサテライト会場では、筑後の展示の出張ミニバージョンの位置付けで、ドローイングを軸にしたインスタレーションの展示をしていました。   *** 残りのメイン会場の会期は2021年1月24日までです!会場は全てNO密・仕様です。外出しにくいご時世ですが、ご検討中の方はどうぞ万全を期して、ご鑑賞いただけますと幸いです。残りの1週間も、どうぞよろしくお願いいたします。 「旅と恋愛」公式サイトでも充実の情報発信中!作家のトーク動画もあるよ! https://love-and-journey.com/

「旅と恋愛」サテライト会場展示、始まります!1/13-1/17 at福岡県立美術館

現在福岡県の筑後エリアで開催中の展覧会、ちくごアートファーム計画2020「旅と恋愛」のサテライト会場展示が始まります。場所は福岡県立美術館。2021年1月13日(水)〜1月17日(日)までの5日間です。 昭和建築がずっしりとした感じの、福岡県立美術館。入り口入って右のガラス張りのスペースです。入場無料。 ちくごアートファーム計画は、アートの人材育成事業も展覧会と同時進行で行われており、サテライト会場はこの事業で学んだアートスタッフ達についての紹介展示もあります。イベント企画も盛り沢山!(コロナに配慮して色々縮小しているところでもありますが…) こちらは、ラジオの公開録音に向けたお便り募集のお知らせ。テーマが「旅と恋愛」ということで、重いのか軽いのか、絶妙な感じですが、ぜひぜひ。 設営途中の会場もチラ見せですよ。   私は、筑後の羽犬塚駅前にあるアートホテルMEIJIKANさんで展示している作品の出張版のイメージでインスタレーション的に展示を作りました。 ドローイングいっぱい制作しました。観に来てもらえると嬉しいです! *** 『ちくごアートファーム計画2020 旅と恋愛』 “Chikugo Art Farm Project 2020 Love & Journey” \5日間限定で本展サテライト会場が誕生!/ 会期:1/13(水)~1/17(日)10:00-18:00(入館は17:30まで) 会場:福岡県立美術館 1F展示室(福岡市中央区天神5丁目2−1) 参加作家5人(天野百恵、牛島光太郎、しりあがり寿、鈴木淳、土屋貴哉)による筑後会場とは別の作品や、アートスタッフ(本展サポーター)半年間の活動の軌跡をご覧いただけます。 *** 筑後のメイン会場の会期もいよいよ残り12日程度になりました。こちらもぜひお越しいただけると嬉しいです。メイン会場の最終日は1月24日となっております。