3/9-4/13 京都で個展をします。「Tiny Organisms ゆたかな・菌の森 」
お知らせが直前になってしまっておりますが、、3/9-4/13の会期で京都市上京区のHRD FINE ARTさんで個展を開催します。
こういった形でのスペースでの個展自体がかなり久しぶりで、しかも2014年まで8年暮らした京都なので、とても嬉しいです。
展示は設営が終わらないと完成しないので、直前までヒヤヒヤドキドキなのですが、良いものになるように頑張ります。
関西/近畿方面の方、会期中近隣にお越しの方はぜひお立ち寄りください。
3/30(土)には何かしら現地でイベントもやろうかなと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
以下、HRDさんの情報シェアです。↓
http://hrdfineart.com/exb-amano24.html
アクセス:地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅下車 1番出口より徒歩1分(上御霊神社北隣、鳥居に向かって左へ約50メートル)
※駐車場はございませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください
展覧会概要
HRDファインアートでは、3月9日?4月13日の会期で天野百恵の個展「Tiny Organisms ゆたかな・菌の森 」を開催します。天野百恵はHRDファインアートでは2021年のグループ展「精神の風景 ・○▲□」に参加していますが、個展は初の開催となります。
天野百恵は1982年福岡県生まれ。九州産業大学芸術学部を卒業後、数年間の京都暮らしを経て、現在は福岡県糸島市の里山を拠点に制作活動を行っています。
天野は、神秘性をまとった有機的なフォルムのモチーフを中心とした絵画や立体、インスタレーションの制作・発表をこれまで一貫して行ってきました。近年はそれに加えて、里山での暮らしそのものも創作と位置付け、農業や古民家のリノベーションなど日々の営みとアート制作とを共鳴させたユニークな活動を展開しています。
本展では、自然と隣り合わせの生活の中で見出した小さな生命の営みや循環をテーマに、新作・近作の絵画作品を中心に展観します。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックや地球温暖化、相次ぐ大規模自然災害などにより、私たち人類はいま「自然」といかにして向き合うべきかという問いを改めて突きつけられています。時に美しく、時に容赦無く残酷な姿を見せる「自然」と対峙しながら生み出された天野の作品は、現代社会における「豊かさ」の意味を問いかけ、世界を読み解くヒントを提示しているかのようです。
軽やかさ・やわらかさの中にも真摯なメッセージが込められた、天野百恵の絵画世界を是非ご高覧ください。
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アーティストからのメッセージ
豊かさってなんだろうと考える時、目に見えないような小さな生き物たちがいきいきと動いて世界が勝手に作り変わっていくイメージが浮かぶ。豊かな場所からは、また豊かなものが生まれ、ぐるぐると回っていく。
私が2014年まで京都で暮らした8年間は、まさにその豊かさをたくさん自分の中に取り込む時間だったように思う。様々な場所が持つ力のことを考えたくて、今回改めてその小さな生き物たちに気持ちを向けてみることにした。 (天野百恵)