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新型コロナウィルスワクチン接種についての覚書

先日、新型コロナウィルスのワクチン接種2回目を終え、無事に10日経過しました。 1回目の時点から、何がどうなるか分からないと思っていたので特にオンラインでは何も書いておらず、諸々落ち着いてからまとめようと思っていた件についての覚書です。 私の接種は、自治体の基礎疾患持ちの枠で、ファイザー製。初回は2021年7月半ば、2回目は3週間後の8月頭で完了しました。今回の覚書は、私のワクチンに対する現時点での考え方・レポートなどで構成されます。 また、これはあくまでも私個人の体験や2021年8月時点の考えに基づく情報なので、ワクチンについての最新情報は、各自信頼のおける最新情報を元にご判断いただきますようお願いいたします。 ワクチン接種をするかどうかについて、私の場合 まず、自分がどのような経緯で今回のワクチン接種に至ったかをざっくりメモしておこうと思います。私はアレルギー疾患持ち(特に喘息が子どもの頃ひどかった)の人間で西洋医学の薬でどうにか生き延びてきたという背景があります。 そういったこともあり、基本的には自分の苦しみを和らげてくれた西洋医学の世界については、人生を支えてくれた存在として感謝しているのと、子どもの頃から自分の苦しさに寄り添ってくれた看護師や医師という職業の方々をリスペクトしています。(製薬会社の利権とかはうんざりするし薬浸けなどは嫌だけど、それはまた別の話….) ワクチンについては、出生後から様々な種類の接種がありますが、100%安全なものはないという認識の元、子どものことも含めてそれぞれ個別に判断をしていくというスタンスです。 全般的には、ワクチンが歴史上様々な感染症を封じ込めてきたという情報についてはポジティブに捉えています。ただし過去の歴史上起こったワクチンによる薬害の事故や副反応による後遺症などの情報についてはなるべく熱心に調べるように努めています。 *** さて、今回の新型コロナウィルス感染症のワクチンについてですが、当初まだワクチンが出来る前の時点での気持ちは「他の人がワクチン打ってくれて集団免疫でコロナが収束すれば自分は接種によるリスクを負わずに済むので一番オイシイ」でした。 しかし、そうこうしながら世界の状況を見ていると、現在デルタ株と言われているインド由来の変異株がかなりヤバそう、そして国内にも入ってきて、現場の医師の方の発信など見ていてもかなりヤバそうだという印象に。そうこうしながらも他国のワクチン接種は進み、日本でも医療従事者の接種が進む中で、重篤な副反応が起こる可能性は低そうだ、という判断はしました。また効果については、他国の状況から十分期待できるレベルという認識はしていました。 でも自分はどうするかを決めるのは、しばらく迷いがありました。 日々、副反応疑いの情報や、接種後死亡事例などを調べたりmRNAワクチンについてなど、自分なりにリスクを天秤にかけつつ考えながら過ごしました。 最終的に打つ決断をした理由は、自分の体云々より子ども達を家庭内感染させるリスクや社会の正常化を考えた時に打つ意義が大きいと考えたのが主な理由です。あとシンプルに、デルタ株はヤバいと思っていたのも動機としては後押しになりました。また、ひとり親家庭なので感染した時にどうするか、というのが1年以上調べたり考えたりしても、どうもかなり厳しそうだ、という結論にしか至らなかったのも大きいかもしれません。 他には、私が接種しようとしている時点で多くの医療従者の方や知人友人で既に接種終えた方がいたので、それによる安心感も大きかったです。長期的に見たワクチンの副反応などはまだ未知のところが多いですが、運命共同体である接種済みの仲間達の存在を勝手に心の友にしております(何事もないことを祈る)。   1回目の接種 前置き長すぎですが、基礎疾患枠受付開始時に前のめりに予約も出来ていよいよ1回目の接種です。結論から言うと1回目は熱は出ませんでした。 ただ、打った直後から体が「何何!?」となっているような感覚というか、足の先までブワッとした感覚があったり、カーッと熱くなる感覚が一瞬あったり、内臓の調子が変な感覚がしたり、胃の調子が悪くなって食欲が落ちたり、フラフラしたり、ぐったりしたり、とにかく全体的に調子は悪くなりました。 個人的には、体の中に変なものが入ってきて、解釈を迷ってやや体内パニックかなぁという印象。。アレルギー疾患持ちということもあって、待機は30分間でしたが、結構しんどくて(横になりたい….)と思いつつ耐えながら座って過ごしました。ひとまず迷走神経反射やアナフィラキシーは起こらなかったのでホッ。 帰宅後もなんだかんだ体調はおかしくて、翌日も丸一日寝て過ごしました。いわゆる倦怠感? 実際に接種してみて、これまで見てきた副反応疑いや死亡事例についてあくまで体感のみで思ったのは、この「未知のものが体内に入ってきて体がどう解釈するか」という部分で何かミスると、変なことになってしまうんじゃないかなぁという感想でした。「あ〜、いつもの風邪のやつね」みたいに体が解釈すれば慣れた範囲で収まるんだろうけど、そう解釈するかどうかは体次第….。 元々何か心臓や血管、その他弱い部分があって、絶妙なバランスで何かを保っていた場合、この未知の何かが入って「何!?」となった時にバランスが崩れるというのは有り得るかもなぁというのが実際に接種してみての印象でした。 ただ、人間の体は未知の部分が大半だと思うので、こういうのは確率も分からないし、何か医学的に証明できるものでもないとは思っております。 最終的に「体がんばれ!」といういつもの世界…..それはワクチンで無くてもきっと日頃から様々なリスクや病原菌と闘っている体の通常運転の範疇かもしれないとも思います。(ただ、未知レベルはかつてなかっただろう…..) 腕は、接種後数時間後〜翌日まで痛くなって動かしにくくなりました。でもまぁそのうち勝手に治った感じ。 その後3週間も、ちょっと調子悪く感じる時はあったりもしたけど概ね平和に過ぎて、ひとまずよかった、と思って過ごしました。 2回目の接種 いよいよ2回目です。1回目が結構しんどかったし、2回目でも死んだらどうしようとか思って結構前日までに緊張していました。しかしSNSなどで、接種前に緊張で倒れるような人がいるという情報を見て、そうなるのは避けたいと思ってリラックスを意識しました….。 1回目は会場に行くタイミングなどよく分からなかったのだけど、2回目は前回の学びを踏まえていいタイミングで会場に到着できたので、接種までの流れもスムーズで、結果的に緊張する暇もなく終わった感じでよかったです。後から思えば1回目の体調不良も、一部は気持ち的な部分もあったかもなぁとも思われたりします。。 あと1回目の時は、一旦針を刺されて「痛くないですか?」「はい」「じゃあ薬入れますね」(えっ)というやり取りがあって謎の緊張が煽られてしまったのだけど(笑)2回目は「はい、終わりました」だけだったのでありがたかったです。 筋肉注射なので、針を刺した後に神経などに当たっていないか痺れの有無の確認があるのは2回とも共通でした。 2回目接種後は、直後フラフラしたりしんどくなったりは皆無で元気に帰宅できました。しかし翌日朝からガッツリ発熱。朝7時くらいから悪寒がして、夜まで丸一日38度台後半が続きました(最高で39.1度)。ずっとぐったり寝ていただけの1日になりました。。 個人的に解熱剤はあまり使いたくない派なので、1日様子見。でも熱による体力消耗で回復に充てるパワーが不足すると回復も遅くなるし、熱がしんどくてあまり熟睡もできなかったので、それと解熱剤の効果を試してみたく、夕方に飲むことに。そしたらむちゃくちゃ効いて、夕飯もモリモリ食べてガッツリ爆睡し、翌朝には解熱しておりました。1日ずっと熱出てた割にアッサリ引いたな、という気持ち。 倒すべき相手は居ないけど、メカニズム上起こってしまっているような、不思議な発熱体験でした。。熱が出るのは、体としては定番の解釈パターンなのかなと思うので、2回目で「あー、ハイハイこいつですか、やっつけます」て体が分かりやすく反応したということなのかなぁ…など考えたりもしています。 何はともあれ無事解熱し、これでワクチンの一時的な副反応はほぼ終わりになりました。腕は2回目も、1回目と同じく数時間後〜翌日くらいまで痛くなったけど勝手に治ったパターンでした。   まとめ 私は専門家ではないし、医療現場の人間でもないので「ワクチン接種した方がいいよ!」と特に強く主張するつもりは無いです。副反応やこの先のことも未知だし、それぞれが自分なりに考えて判断することだと思うので。ただ、どのような決断を下しても(様子見という選択であっても)、後悔しないような覚悟は必要なのだろうなぁと思います。 2回接種が終わった今も、コロナ感染は怖いしワクチンの副反応も怖いという、怖い怖いサンドイッチな気持ちがあります。これはもう今の時代仕方ないんだろうなぁという気持ちです。 それに、私は今のところそれなりに元気に2回目接種を終えましたが、やはり様々な副反応に悩んでいる人の情報もあり、怖いなぁと思っている部分もあります。コロナに感染したり後遺症に苦しんでいる方の情報も見ていて、それも怖いので、やはり怖い怖いサンドイッチなだけなんですが…..。 また、ワクチンの防御率を下げる変異株の存在もあるし、ワクチン接種後も数ヶ月で抗体が下がっていくことによる変異株へのブレイクスルー感染も散見されるようになり、変異株以前のワクチン事情と現在は随分印象も変わってしまったな、というのが今の正直な気持ちです。まだまだコロナの勢いは衰えなさそうではあるので、今後も基本的にはこれまでと同じような感染対策を行なっていくつもりです。 自分がワクチンを1回目2回目と接種していった7,8月に、日本国内の感染者数はどんどん最多を更新し、特に東京では医療現場や自宅療養者からの苦しい声ばかりが聞こえてきます。また専門家の方々は危機感が共有されていないことを憂いながらも警鐘を鳴らし続けています。(ちなみに私は専門家会議の時にオミ先生に惚れて以来むちゃ推しです) 医療現場のキャパの問題で、新型コロナウィルス感染症はもちろんそれ以外の病気や怪我でも、本来救われる命が救われなくなることは避けたいという想いがあります。私が声高に叫んだところで、あまり意味は無いのかもしれないけれど、「STAY HOME」を何度でも思い出して、この波を超えるまで、どうにかひとりでも多くの人が無事に過ごされるように願っております。    

オンライン英語学習コーチング「フラミンゴ」さんの2ヶ月無料キャンペーンに参加中です。

実は?英語をもう少しちゃんと扱えるようになりたい、と思いながらもかなりダメダメな人生を歩んできているわたくし。何年も何年も、いい加減勉強をして英語力やそもそものコンプレックスも克服したい…..と思いながら、ダラダラと過ぎていく日々を経験して参りました。 しかし今年2021年の私は立ち上がりました….!お知り合いの英語を教えている方にアドバイスをいただき、こんな私でも勉強のやり直しができそうな教材をゲットして、約半年かけてほぼ毎日取り組みました。 そしてちょうどこの本が終わり、これからどうしようかなぁ….というタイミングで、twitterで視界に入った 、オンライン英語学習コーチング「フラミンゴ」さんの2ヶ月無料キャンペーン! 無料というハードル激下がりの響きに、一瞬で応募を行い、そして当選!いや〜〜本当にありがたい限り!!圧倒的チャンス到来!! 英語学習のフラミンゴ🦩 さんの英語コーチング2ヶ月無料キャンペーンにわたくし、選んでいただけた〜〜〜🎊 わ〜い😳✨日頃から苦戦をしている #もえ英語 #英語学習 世界にプロのコーチが….!今後も進捗をtweetしてみます!🔥 がんばるぞ〜。改めてよろしくお願いしまっす。 #フラコ #コーチング https://t.co/eIFUq7v0VA — あまのもえ🪐天野百恵 (@moeama) May 27, 2021 6月頭からスタートして現在1ヶ月が経過して残りの1ヶ月折り返しに突入しております。折り返しということで、簡単にこの1ヶ月のことを振り返ります。 まずは、コーチが決定するまでの間に、オンラインでのカウンセリング(無料相談)や、コミュニケーションの特性?をチェックするアンケートなどがありました。本格的….!!そしてざっくりと学習計画も考えていただけました。なんだかカッコいい。 その後、コーチ様が決定。日々LINEでのやり取り、勉強の報告、週に1度の面談があります。最初にざっくり考えていただいた勉強計画を元に、しかしそれに囚われ過ぎず、その都度の状況を確認したりコミュニケーションをとりながら、実際の勉強を決めて、進めていく感じになっていました。 コーチ殿には、勉強する中で分からなかったことや、気持ち的にしんどいーとかのネガティブなことなども受け止めていただいていて本当にありがたいです。。 気持ち的な部分での励ましをくれたり、具体的にわからないと言った部分のアドバイスをくれるコーチ様!! 英語学習のコーチングって、やっぱり相性とか内容によっても様々だろうなあと思いつつ、フラミンゴさんは特に習慣化をかなり強めに意識したサービスではないかな、という印象で捉えております。 「やってください」「はい」というシンプルなやり取りの結果発生する責任意識….。人間の心理を上手く使って、必然的に取り組む流れが作られていく感覚がとても新鮮で心地よいというのが、1ヶ月体験してみて一番印象的でした。 上記の中学英語の復習の本はコーチング体験スタートと共に2周目をやることになったのですが、1日当たりに取り組む量は2倍以上に増えて、結果的に前回半年かかった初回と比べて実質1ヶ月で2周目を終えることができました。これはかなり個人的には嬉しい達成感。。これまで全くコツコツ勉強をやれずにここまで来た人間としては快挙です。。 それもこれも、やはり、見ていてくれる・見られている…..という二つの安心感とプレッシャーが効きまくった結果だろうなぁと思っています。些細なようで、すごいことですねぇ。 他にも、瞬間英作文や、テキストのシャドーイングなどに取り組みつつの1ヶ月でした。 コーチングサービスは、いつまでも漫然と続けるものではないだろうし、私自身も無料体験は残り1ヶ月なので、ひとりで自立した英語学習の継続ができるように、現在またコーチに随時相談をしながら、試行錯誤を続けています! 改めて今回、無料キャンペーンに選んでいただけたことで出会えた皆様とのご縁が嬉しいし、自分の英語学習の中でも圧倒的ターニングポイント感があってすごいです。英語学習自体は少しずつ少しずつの歩みですが、引き続きぼちぼち頑張っていきたいと思っていますー! また、私の英語学習や「フラミンゴ」さんの2ヶ月無料キャンペーンのその後についてブログでレポートします!! フラミンゴさんのサービスが気になった方はぜひ問い合わせしてみてくださ〜〜い!!! ※私がこのページに貼っているURLから無料のカウンセリングを受けると、なんと大盤振る舞い、amazonギフト券が2,000円分もらえちゃうキャンペーンをやっているらしいです。しゅごい…..まじすかぁ….。 https://coaching.app-flamingo.com/?utm_source=referral&utm_medium=sns&utm_campaign=referral_program_13330 2021/12 追記:その後のレポートブログ、全然できてなくてすみません…..! ざっくり言うと、今振り返ってみて、自分の英語独学習慣のターニングポイントとして輝くフラコ体験となりました。やっぱり継続して続けることや、コーチに励ましてもらえるって、自信になるし、自信って、ずっと続く燃料ですね。 実践や基礎、応用….英語の道にゴールは無いなぁと感じるけど、少しずつ苦手意識を克服しながらますます前向きに取り組んでいきたいと思っています! フラコの皆さまは素敵な方々だったので、なんとなく相談とかでも気軽に連絡してみてくださーい!

バスケットゴール DIY計画1[発起編]

「バスケットゴール が欲しいな〜〜バスケットゴールが欲しいな〜〜でも値段が高いから買えないな〜〜」を連呼する2020年秋の息子。

私は答える。
「そうだねぇ〜〜高いよね〜〜」
実際にネットで何度目かの検索をかけるも、お値段はなかなか(安いやつはレビュー評価が低い)。それに独立型は場所をとるので邪魔でもあるしなぁ…。

2020年2月の台所中央と1年の変化…

Facebookが「1年前の今日」と言って教えてくれて、この写真が出てきてびっくりしました。もうすっかり忘れていたけど、1年前の2019年2月は、台所がこんな感じの時でした。 ミーレの食洗機をついにヤフオクで激安でゲットし、いよいよ台所を本気で立ち上げるぞ、という段階。一旦….流しも使用不可状態になり、またしばらく洗面所=台所な生活をしていました。 既存のシンクをひとまず乗せてみてイメトレしている段階。   その後試行錯誤の末、食洗機の位置は移動、シンクと水栓も新規で購入(IKEAにて)。これでほぼ立ち上がり。この作業はほぼ滞在者の方がやってくれました〜感謝!そして木は全部廃材0円。   これは2019年8月以降、奥にガステーブル用の台を拡張し、背面にやっと板を張りました。   その後、作りたいと思っていたカウンターを作成。未だ半端な物置場になっているけど…大体2020年2月でこんな感じです。   正面からみたキッチンはこんな感じ。シンクの剥き出し部分はそのうち板で隠すかなぁ。シンク下の棚作りも、ご友人に手伝っていただきました。やっと収納ができた….。   大掛かりな作業の合間に、細かい作業をやり始めたのもこの1年になってからの動きでした。カトラリー入れを廃材で。ジャストサイズに作れるのは気持ち良い。   これは本日のささやかな作業。置くと汚れやすかったりスペースが狭くなるので、収納はとにかく壁に付けたい派の私。スプーンや箸のカゴとスポンジのラックを正面の板に取り付けました。スッキリ!   1年経っても全然変化していない手付かずの部分も家の中は色々とあるのだけど、こうして進んだ部分を見れると感無量ですね。改修や細かい造作は今後も永遠に迫る勢いで存在するので、引き続き進めて参ります。 ハードな仕事は手伝ってくれる人を引き続き常時募集中です!

日本みつばちの採蜜レポート/里山森とスープProject Vol.03

先日2019年10月5日に、くるくるハイツが設置させていただいていたFUKUOKAみつばちプロジェクトの日本みつばちの巣箱の採蜜を行いました!空の箱を設置して1年弱、ついに今年の春に日本みつばちが入居していただき、どうにか無事に秋を迎えることが出来ました。 日本みつばちの脅威はたくさんあって、様々な虫たち以外にも人間の使う農薬や除草剤、煙などでもやられてしまうとのこと。巣が全滅したり、環境が気に入らないと逃亡することもある日本みつばちだけど、どうにか秋まで無事に巣が元気に成長できて感無量でした。 巣箱を設置させていただいた大家さん、地域の皆様、本当にありがとうございます。設置場所が人の出入りがある場所だったので、問題も出たりして反省と学び多き機会にもなりました。 当日は、里山森とスープProjectのイベントと絡めて作業を行いました。事前にこちらでの告知が追いつかないというダメダメな事態で色々と申し訳ない……(最近いよいよ頭の中がごちゃごちゃで動きが鈍っております。じわじわ復活予定…!) 準備期間も短かったこともあり、お知らせや報告漏れもあってスミマセン。それでもご参加いただいた皆様ありがとうございました!というか単純にものすごく貴重な機会過ぎて、自分で当初思ってたより大興奮でした….!! 重箱構造になっている巣箱の一番上の段を分けてもらう方式。巣の中がナイフで切られてジャジャジャーン!!蜜〜〜!でも今年は長雨が多かったので、どこも蜜の量が少ないとのことでした。蜜の量が少ないとみつばちが越冬出来ないから、採蜜を諦めることもあると知りました。今回は2つの巣箱のうち1つ採蜜が出来ました。 巣はナイフで切り取って外します。こんな構造なんだなぁ。 はちみつは蓋になっている部分を外すと出てくる。こちらは採れたてテイスティングのシーン!濃厚で芳醇!!じゅるじゅるのじゅわ〜でぽたぽた〜〜!! 蜜という存在のエモーショナルさが半端なかったです。そしてどう考えても健康に良さそうな風味。免疫力上がったり疲労回復したりしそう。 里山森とスープのイベントでもあったので、スープも!秋らしくきのことかぼちゃのクリームスープ。天然酵母パンも付いて、はちみつとも似合う〜。スープ担当してくれたやすかちゃん、いつもありがとです!   時間をかけて巣の構造(蜜蝋!)とハチミツを分離させました。自然に滴れる分を集めて、残りは絞る。蜜蝋もこれからグツグツやります。 はちみつ、できました〜〜〜〜。日本みつばちのハチミツは国内のハチミツ流通の1%らしく、超希少….。そして更に貴重な生はちみつ〜酵素が生きています。健康になる予感しかない。ここぞという機会に、大事に味わってゆきたいと思います。あああ、そういえばこれでついに全部自家製のハチミツレモンの夢が….!!!?でも今年は我が家のレモンの木、実をつけられなかった….はははは。買おう。 はちみつは殺菌力も強いから喉を守ってくれるみたいで、寒い季節に最高の存在です。 FUKUOKAみつばちプロジェクトのいとうさん、今回も大変お世話になりました。養蜂完全初心者だったので、手取り足取り教えていただきつつ迎えた採蜜、本当に良い経験になりました。 みつばちのお世話は引き続き行います。越冬の準備と、場所を動かすことも検討、チャレンジの予定。 そしてまた春には新しいみつばちたちに出会えるといいな。 FUKUOKAみつばちプロジェクトさんと共に、今後もますます近隣の皆さまへの配慮を高めつつ、日本みつばちの保護活動をがんばってゆきたいと思います! また巣箱づくりのワークショップなども含めて通年でみつばち関連の活動と発信も行っていけるといいなと思っています。引き続きよろしくお願いします(^^)

アーツプロジェクトスクール無事に修了しました。

無事修了しました! 2018年9月から始まった「アーツプロジェクトスクール」、2019年2月に無事修了することができました。 文化庁の平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業から「全国に文化芸術プログラムを作り出すアーツプロジェクトリーダー育成事業」として文化庁と一般社団法人非営利芸術活動団体 コマンドN主催で行われた半年間のスクールでした。メイン拠点(事務局)は東京の千代田区にあるArts Chiyoda3331。他に、新潟校・熱海校・京都校・福岡校の地方校があり、それぞれ場所は違えど精力的に学びと実践を行った半年間でした。 [kanren postid=”1914″] 内容はまずは、週に1度の講義。レポートを提出してゆきます。途中京都で地方校と東京校も全員集合の合宿(リサーチからプロジェクトの企画立案プレゼン)、短期集中講義など盛り沢山で進みました。後半は各校単位でグループを作っての各自のプロジェクト立案、実行。収支計画も盛り込みます。実行の後は東京での全員参加の発表会(東京サミット)。その後、報告書作成、収支報告作成….となり、無事に修了となりました。 [kanren postid=”2129″] [kanren postid=”2621″] [kanren postid=”2649″] 当初思ってたより無茶苦茶大変で、精神が追い詰められ、人にまろやかに接する心のゆとりが無くなり、子どもを始め私と我が家界隈と物理的に距離が近かった人、近づいてしまった人たちが私の毒々しい余裕の無い態度(`ヘ´#) ムッキーの犠牲になりまくりました。大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます….。自分でやりたくてやろうと思って始めたことで、ここまでボロボロになったのは初体験で、そういった意味でも大変勉強になりました。。 京都合宿でも心折れてメソメソしてる時間が発生したし、スクール後半も心折れて2日程布団の虫になったり、修了式当日も色々あって最後までこれかーーーい!!という感じのほんと精神擦り切れた記録をザクザク打ち出した希少な経験となった次第です。 しかしもちろん、スクールとしての学びはとても偉大でした!新潟、京都、東京、その他色々友人がたくさん出来たのも嬉しい! 今回のアーツプロジェクトスクールで学んだことは、必ず今後のプロジェクト運営に活かしていける手応えも感じております。元々我が家活動のくるくるハイツは、アートプロジェクト的な側面もあるのだけど、私は敢えて、それが何かという発言はしてきませんでした。色んな意味で実験的であったということが主な理由です。しかしこのタイミングで一度、プロジェクトという形態にしっかり向き合ってみて、もっと活動をブラッシュアップしていきたい!と思っていたので、とても良い機会になりました。 またアーツプロジェクトスクールをきっかけに、更にもうひとつ「里山森とスープProject」も新たに立ち上げました。こちらはくるくるハイツとは違って、コンセプトベースで、自然と食を切り口に、私のアート作品と含めて今後も展開させていきたいと思っています。 今後も少しずつながら、様々な学んだことを活かして、アートプロジェクトの活動家としても活躍していけるようにがんばっていきたいと思います。 お世話になった福岡校事務局の皆様、東京校事務局の皆様、講師の先生方、ディレクターの中村政人さん、賞をいただいた日比野克彦さん、福岡校の仲間たち、スクール生の皆様、本当にありがとうございました! またどこかしらでいつでも何度でも再会しながらお互いの活動に刺激を与え合いつつ、相互に盛り上がっていけることを願っています。 スクール生としては修了だけど、皆様と出会えたご縁を大切に、これからも楽しんでいきたいと思っています!改めましてありがとうございました!! 写真で振り返る風景たち 9月の入校式。中村ディレクターのお話を聞けるというのがすごく貴重で、またとても的確で面白く、ワクワクでした。 京都合宿は初対面の方々とグループになって突然のリサーチ、企画立案、発表でした。私は子連れで無理矢理参加したことで、色々と自分の抱える課題に向き合わされた経験になりました。何でも無理に進めるのはいかん、という学びを得ました。託児はしっかり考えよう….!! 福岡校での集中講義。小田嶋Alex太輔さんのお話。グローバルなスタートアップ話はとても刺激的でした。 こちらも集中講義、鷲田めるろさんのお話。キュレーターの立場から考える、アートとプロジェクトを展開することについてのお話でした。 福岡校メンバーでのプロジェクトをどうしていくか?という話し合い。各自のやりたいことなどを共有しました。 集中講義期間の遠足は糸島に。アーティスト藤浩志さんのご自宅でプロジェクト企画のプレゼン。この時は私はまだ単独のプロジェクト企画はしていなくて、福岡校全員のチームに入っています(その後12月に離脱….)。 糸島遠足は、友人でもある松崎宏史くんが行っている、スタジオkuraと芸術祭「糸島芸農」を回りました。楽しかった〜。 プロジェクト企画の発表をオンラインで中村ディレクターに。この時は離脱してすぐで、すごい速度で作った「里山森とスープProject」の企画を発表….。仲間を募れとのご教示。(結局募る余裕ないままイベント開催までいった….) 無事に第一回キックオフイベント実施。講師役で来てくれたご友人の鴨治淳子さん、参加してくれた皆様、記録撮影してくれた大熊誠一郎くん、ありがとうございます….!!イベントは次回企画もじわっと進行中です。 東京では各スクール生たちのスループが実行したプロジェクトのアーカイブ報告の展覧会も開催されました。展示用の資料作成提出などもがんばりました〜。 そして東京でのプロジェクトの発表。これが本当にひどいグダっぷりで、こういうの上手くならねばと思う今日この頃です。場数が足りないので、もっともっとやらねばであります。機会いつでもウェルカム!! スクール生みんなでの記念撮影。楽しい東京サミットでした。 修了式は3月23日に福岡校にて行われました。本当にこの日まですごい大変だったのだけど、この日もなんやかんやバタバタで大変だったので、ボロボロながらの出席となりました。今やっと気持ちが落ち着いてきた…..。 私とアートプロジェクトとこれから 今後は、アーツプロジェクトスクールでの学びを活かして、これまで行っている我が家活動「くるくるハイツ」と新しく立ち上げた「里山森とスープProject」をしっかり継続して活動していきたいと思っています! またこういったアートプロジェクトの立ち上げ、企画立案や実行などを、まちづくり・地域おこしや文化芸術イベントなどでも応用しながら取り入れていく為の活動にも展開していきたいです。文化芸術方面で、現場に入っていける人間は特に地方ではあまり多くないなと感じているので、様々なシーンで、そういった働きのお手伝いが出来れば本望です。 まだまだ人間的にも未熟なところばかりの私ですが、これからも少しずつでも変化成長しながら学び続け、より良いものをたくさんの人に提供出来るようになっていきたいと考えております。 どうぞ今後ともよろしくお願いします。

【イベントレポ】里山森とスープProjectキックオフ 2019/02/03

2019年2月3日に「里山森とスープProject」の初回キックオフイベントを行いました。 ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました! [kanren postid=”2580″] 当日の進行は、ざっくりこんな感じ。当日は天候の関係で自然観察の時間をずらし、室内でのレクチャーの時間を多めに確保しました。 10:30 集合(受付開始10:00〜) 10:40 野山の散策 11:30 スープをいただく(ジュンコさんからスープの説明、散策の感想をシェア、天野百恵からプロジェクトについてなど) 13:00 解散 写真で少しだけ振り返る当日の様子。 すべてのシーンでは無いけれど、当日の様子を雰囲気でお伝えします。 じゅんこさんからのレクチャー。当日は摘んできたばかりのセリも持ってきてくれました。 散策と野草活用に役立つ本の案内も。 自然観察は、イベント会場のくるくるハイツ周辺をみんなでウロウロ。じゅんこさんがひとつひとつ丁寧に野草を解説してくれました。 スープをいただく。 持ってきていただいた山菜をスープに乗せて、いただきます。 節分にちなんで、呉汁ベースの具沢山スープを作っていただきました。あったまる〜!   受け取ること、感じること。 会場には、今回インターネットで事前に出していた画像でもある、水彩画の作品展示も行いました。自然を感じることと、作品鑑賞。正解のない世界を覗き込み、自分なりに感じてみること。このプロジェクトで大事にしたいと思っている部分です。

2013年に体験した鶏屠殺ワークショップレポートagain

2013/03/23に参加した、にわとりの屠殺ワークショップのレポートブログ記事をこちらにも再公開します! 解体中の写真があるので、苦手な方はスルーしてください(個人的にはそこまでグロくないと思っている)。でも最後に自分で書いていた感想は我ながら素晴らしかったので、命と、殺しと食べ物について興味ある人はぜひ読んでね!(笑) ご友人の手伝いという形まで発展した屠殺ワークショップに初めて参加してきました。今回のレポ記事はワークショップ中に撮った写真を惜しみなく公開します。鶏がお肉になる様子です。 ワークショップを主催してくれたのは、O:NIKU Stationという名前で活動しているご友人。 つい私のおばあちゃんの世代には比較的身近なところにあった、生きた鶏を解体して食べるという日常生活の中の行為、今まさに10年後には全く分からないことになるようなそんな、かつては当たり前だった「命をいただく」ということについて、ワークショップを通じて考えます。 まずは座学。 主催の桂さんがこのワークショップをやることになった経緯、それぞれの参加者の自己紹介、そして作って来て頂いたテキストを読みます。 テキストは鶏と日本の文化について。卵を生む用の鶏と食べる鶏は別なこと、卵を生む用の鶏はひよこの時点でオスは全部廃棄されていること、食肉用の鶏は生後50日で大人の見た目になるやつが使われていること(普通は半年)など。 元々食べられていなかった鶏の話から、昭和40年くらいから食肉の鶏産業?が出来ていった話など。人間がいつ他の動物の肉を食べ始め、宗教的な理由などでそれを禁忌としたのか、そういう流れが個人的に気になった…。 屠殺の方法と解体の方法についても説明。屠殺の方法は三種類あるとのことだった。   鶏が本日連れてこられる途中で生んだ卵。鶏は元々年間20個くらいしか卵を生んでなかったのが、現在の品種では毎日生むくらいのものになっているらしい。生まれて約二年でお役御免となり、加工食品になるのが卵用鶏の流れとのこと。今日の鶏はそんなお役御免の卵用鶏。 鶏さん。うるさいのはオスだけで、これはメスなので静か。「コー」と言ってるのが結構癒される感じ。 鶏さんを捕獲。おとなしい。 羽を縛る。暴れないように。鶏さん嫌がる。顔を手で覆って暗くするとおとなしくなる。 いよいよ切る場所の指導。本日は初体験の女性が挑戦。首のここを切って、との指導。 動脈を切って、血を出す。なるべく苦しまないように(暴れないように)上手くやるのが大切。主催のご友人は前日夜に必ずこの時にスムーズにいくように、しっかり包丁を研ぐのだというお話をしていたことが印象的。 鶏から血が出る。そんなには出ない。死んでいく時間。ゆっくりと止まっていくような時間が流れる。   命が絶えた後は毛を抜く。75度のお湯に浸けると抜けやすくなる。 何度も繰り返して一生懸命毛を抜く。大変な作業。ここで美味しそうな外側の見た目を作ることになるので根気。 鶏さんの首は毛を抜く前に切り落とされた。鶏さんありがとう。 毛を抜いたらいよいよ解体。もうお肉みたいだけど、まだまだこれからが大変。 桂さんの指導を受けながら頑張って解体していく。 身体の仕組み、どこに何があるか、どうすれば効率良く作業できるか、、 知識と技術の世界。 なかなか大変な解体作業。何度も日常的にやらないと覚えられそうにない。 逆に言うと、このような作業は何も特別なものではない、生きる知恵として必要とされたからこそ受け継がれて来た知識と技術なのだ、とも感じる。 お肉パーツを切り分けていく。 いよいよ内蔵。お腹の中身。 これはガラ。 内蔵と身体の中心。卵が作られる場所が分かった。黄身の素が大小いっぱい付いてる。身体の中心にあった。   解体終了。これから料理の段階に。 鶏さんをいただきます。 ワークショップの感想と参加者の人と話をしたことについて。 私は元々去年(2012年)くらいから、屠殺についての気持ちが高まり、自分が殺せないなら肉を食べる資格なんて本来無いんじゃないだろうか、と思って今年それを体験しようというのは密かに考えていたことだった。今回そういった機会を得て、実際に目の当たりにしてみて、思った以上にこれまで自分が感じていた違和感や分からないなと思っていたことが解決していくような、腑に落ちる感じがして、本当に参加して良かったと思った。 また同時に、これは特別なことではなくて、単なる、人間(動物)が生きていくために行って来たひとつの在り方の形であって、一種のパフォーマンスめいたものとして捉えることは全く違うとも感じた。日常的に行わなければ、技術が身に付くこともないし、そういった意味で一回見たからといって何か終わりという類いものでは全然ないという気持ちが強まった。参加する前は「一度体験せねば」というような気持ちだったので、ひとつの大きな変化かもしれない。 鶏さんがお肉になっていく過程を見て思ったことは、日頃、鶏/固まりの丸ごと肉/バラバラになって売られているお肉、というのはそれぞれ切り離された個々のパーツでしかなかったものが、ひとつの流れの中で繋がってみれたことが、なんだか不思議な感じがした。それぞれのシーンで知っている姿ではあった。でもそれがひとつの時間でつながっていた。 鶏の首に刃を入れた女性の言葉が印象的だった。自分は、冷静に取り乱さず出来るだろうという気持ちで、実際冷静な気持ちで取り組んだけど、終わってからしばらくひどい耳鳴りが起こった、と言っていた。頭で考えていることと実際感じていることの違いについて意識させられたそうだ。実際はきっととても緊張したということなのだと思う。 刃を入れることをした人としない人でも、屠殺の経験は全く違ったものになるのだろうとも思った。次は私もやらなければと思った。 死んだばかりの鶏さんの身体は命そのものが溢れているようだった。 毛をむしったり、解体したりの作業は結構大変な手間で、自分が日常的にこれをやってまで鶏食べたいかというと、そうは思わないので、その程度には飽食の時代なんだなとも思った。半年に一度くらい「鶏食べたい!!!」というのがどうしても出て来た時にやるのかもしれない、とも思う。自然な命を頂く数は本来そういう感覚でペースが維持されているのかもしれないとも思った。手間をかけることについても、改めてちょっと意識した時間だった。 お肉や内蔵は理科の授業みたいで興味深かった。動物の身体は綺麗だと思った。 全体的にそうやって普通に興味深く観察をしていた自分について、意外と普通だなと思っていた。鶏の命がお肉になることについて意外と普通だなと。でも上に書いた、実際に刃を入れた女性の話で、私が刃を入れていたらまた全然違うのかもしれないとも思った。 でもなんだかあまりにも自然に思えて、不思議な気がした。 もっと、鶏さんに対して可哀想とかヤメテ!とかいう感情、食べたくないという感情が出てくるかなとも思っていたけど、全然無かった。 今思えば、そこに残虐性が無かった(と感じた)からかもしれない。 刃物を入れる為に鶏を押さえる時にいわゆる「痛めつけてやる!」とか「覚悟しろ!」みたいな感情は一切ないのは十分に感じ取れるわけだったし、むしろ「よしよし大丈夫だよ、ありがとな」といった穏やかな心があったからなのかなと思った。 ワークショップの会場になった、うちの大家さんの家に住んでる女の子が飼ってる小型犬が後半に来て、うちの二歳の息子がその犬のしっぽをひっぱって怒られたりしていた。その時、犬に優しくしなさい、痛いのは嫌なんだから、、と言っている自分について、さっきの鶏についても、同じなのかなと思った。鶏さんも痛いのは嫌だし、優しく、苦しまない様にする、というのは犬に対して優しくする気持ちと同じ感情のように思えた。 その時、死は特別なものじゃないんだ、と思った。犬も自分も鶏も、死は生と同じくらい当たり前にすぐそこにあるもので、そんなに大きな違いがないんだと感じた。ずっと「命を大切に」という言葉からは、生き物を殺して食べることへの矛盾が埋まらないという葛藤を感じて来たのだけど、それが腑に落ちた。その言葉だと虫なら喜んで殺すくせに猫や犬を殺すとひどく非難される、人間の文化についての違和感もずっとあったし、そういった意味ではとても良い感覚に出会えたと思った。 またそれと関連して死にゆく鶏さんについて、何かを守る為に死を覚悟する人間のことなどが後から連想された。人も死を受け入れる時は来たりする。どんな理由でかは別として、もう死ぬしかないといった時に、自分もああいった風に穏やかに世界が閉じていくような感覚に至るのだろうなとも思った。その時、自分だったら、美味しく食べられるなら本望だな、という気持ちが浮かんで、そういう気持ちは今まで思ったこともなかったから少しびっくりした。誰かの何かの役に立つ死なら、受け入れやすくも感じた。食べられるって何か素敵なことだなとも思った。こんなに都合がいい考えが自分に浮かぶことにはちょっと笑えるけど。 ともかく殺すこと、死なせることは特別なことではない、むしろ生きることと表裏一体、同じことでもあるのだ、自分が生きることは誰かの命を頂いているということだというのが沁みた。ありがたい、という気持ちがよく分かった。鶏さんの命は私の身体の一部になってくれた。鶏さんが今日まで元気で生きて私の一部になってくれたことにとても嬉しく感じてありがとうと思えた。命は「大切」なんじゃなくて「尊い」のだという感覚。 逆に、これまで形式的な教育で身につけた「いただきます」という言葉、今書いていることも、人から口では理屈で教わってきたこと、なんて実感の伴わない中身の無い感覚だったのだろうかと思い少し愕然ともした。やはりこれは知らなければいけないことだと思った。パック肉では分かりっこないことだとも。 参加者の人とも色々な話をした。印象に残っているのは「土葬されたい〜〜」と言い合っていたこと。死んだ時に土に還ることが出来るっていいなぁと感じて、自然とそんな話をしていた。鶏さんの死を見て、自分の死についても感覚が自然なかたちで近づいて開かれているような気分だった。 同じく参加者の人が、かつて与那国に一時期住んでいた時、そこに行った時は菜食主義者だったという話も興味深かった。菜食主義者だったけど、力仕事をしていたら体力が足りなくなって倒れる寸前までいったとのこと。その夜唐揚げを大量に食べたら元気がものすごく出たということだった。都会での暮らしなら菜食主義でもいいんだろうけどね、と言っていたことも印象的だった。その人は自分の身体でもって、お肉の力の大切さを感じ取ったのだなと思って、それこそまさに、命をいただくありがたみの極みだなと思って感動した。そんな体験は実際はなかなか出来ない。でも昔の食べ物が貧しかった時代の人はそれもよく分かっていたのだろう。だから命をむやみに殺したりせず大切にできるのだろうということも分かる。 鶏さんの命を通じて、本当に色々なことが実感として分かってすごく良かったと思えた。 自分はこれからもパック肉は買って食べることは出来る、そういった意味で人間が変わるということは無い、それはそれで良いのだとも思う。自分が育った時代や文化について突然切り離して考える程極端にはならなくてもいいとも思っている。ただ、そのパック肉から派生している問題があるとすれば、自分なりの態度で新しい取り組みは始めていくべきだろうと思った。パック肉に入っている鶏さんは何羽なのだろうかということくらいは、考える。 最初にも書いたけど、10年後20年後には日本でほとんど消えてしまうような、人間が手を使って命をいただくという行為の知恵と技、それについてはこれからも積極的に考えて何かしらの形で自分の動きにも活かしていきたいと思った。

お金と豊かさのワークショップに参加したよ

くるくるハイツでの開催は2回目の、ヒプノセラピストの友人みさきさんによる「お金と豊かさのワークショップ」に参加してきました。参加の定員は全部で3人、それくらいの人数がちょうど良いなぁと感じる内容でした。私以外のふたりは、元々の友人でもあって、それがまた興味深い時間でもありました。でも全く知らない人と一緒にやるのもすごく面白そう。 まずは参加者の人がそれぞれ、参加した動機や自分が感じてる課題などを話します。そういうことあるよね〜って頷けることがあったり、楽しい時間。改まってゆっくりお金のことについて話す機会って無いなぁとも感じました。 次は、みさきさんが持って来てくれたオリジナルのワークショップ用ワークシートに記入する時間。自分の中のお金観のようなものと向き合います。 どの質問にどういう風に答えたかについて話をしたりしながら、それぞれの答えの違いや、自分と似たようなところなどを知って、お金という存在と柔らかく向き合っていく時間がどんどん濃く、面白くなっていきます。 その後は、エンプティチェアという手法を使って、自分のお金さんと対面するという体験。ヒプノセラピーの手法が取り入れられた、かなりディープで面白い体験です。私も含めて参加者全員が、それぞれのお金さんと対面し、どういう風貌なのか等を共有。その後、自分のお金さんとの色々な関わりや対話をする時間がじっくりあります。貴重すぎる体験の時間…..!! そして全員、元々持っていたお金さんのイメージが対話の中で変化していきます。はじめは落ち着かなかったり、緊張感があった関係がほぐれていく。。とても不思議な感覚を味わいました。 最後に、自分の豊かさを感じる誘導瞑想のワーク。みさきさんのヒプノセラピーの手法を使って、ゆったりとリラックスできる時間を存分に堪能。自分は今のままでとっても豊かな世界の中で生かされているんだなぁ….という安心感の中に浸ることができました。 仕上げは、感想などについて話します。それぞれの変化がとてもおもしろかったです。そしてこれからの毎日の中でも、これまでとは違った変化が起こるんだろうなぁと感じられてワクワク。体験してみないと分からない、体験してみても言葉で説明しづらいワークショップだけど、興味がわいた方はぜひおすすめです。定期的にくるくるハイツやそれ以外でも開催しているので、お気軽に連絡してみてくださいませ。 *** ちなみに私の中のお金さんの最初のイメージは、得体の知れない獣のような何かが、ソワソワと落ち着かないというイメージでした。それがワークを通じて、自分を慕ってくれている犬(相棒)のような存在に変化….。これからも一緒に成長していこう〜!という風になりました。 参加から1週間経って、自分の中のこれまであった流れが大きく変化していくような不思議な感覚があります。これまで以上に、自分の思い込みに気付けたり、変な囚われが無くなっているなぁと感じています。これからの自分の変化にもますますワクワクのワークショップでした。他の参加者さんとのシェアも楽しそう! *** (ご友人みさきさんからの公式案内の転載です) 「お金と豊かさのワークショップ」 ・自分にとっての豊かさって何? ・お金がどう見えてる? ・お金を払う時の感覚の違い ・お金は私をどう思っている? ・お金を受け取るブロックを見つめる ・今あるものを確認して豊かさを感じる誘導瞑想、など お金を稼ぐ方法を学ぶ前に、自分の中にあるお金や豊かさとはどういうものなのか、お金が循環するのを抑えている潜在意識の中のブロックは何かを見つめて自由になるワークショップです。 どんな風にお金と仲良くなって循環させていけばいいのか、自分に合う軽やかで心地よいお金の使い方、受け取り方を見つけていきます☆ ◇場所:熊本県大津町、福岡市、糸島市、他 ◇定員:4名 ◇参加費:5000円 ◇日程 ・10/1(月)10:00〜12:00(大津町)→終了 ・10/23(月)10:00〜12:00(大津町)→終了 ・11/23(金祝)10:00〜12:30(糸島市)→終了 ・11/30(金)10:00〜12:30(糸島市)→終了 ・12/13(木)10:00〜12:30(糸島市)→残席1 ・12/14(金)10:00〜12:30(大津町)→残席3 ・12/21or22 福岡市開催を計画中 ※その他の日程、場所でも開催できますのでお気軽にご相談くださいませ。 ご予約:メールにて氏名、電話番号を明記してご連絡ください。折り返し場所の詳細をお伝えします。nekko.to.happa@gmail.com ねっことはっぱ塾 市原まで

クラウドファンディング、私がやったこと

https://camp-fire.jp/projects/view/37158 2017年10月にCAMPFIREさんでクラウドファンディングを行ったわたくし、この1年で何件か「クラウドファンディング自分もやってみたいんだけど….」と相談を受ける機会がありました。 その都度、ざっくりどんな感じなのかを説明してきたのですが、毎回同じ内容を伝えていると面倒なので(笑)今回ブログにまとめることにしました!クラウドファンディングに興味がある人は参考にしてみてください。ざっくりだけど。 クラウドファンディング、私の場合 まず、クラウドファンディングを私がやろうと思ったのは、家で場づくりをしていく際の改修の為の資金調達がメインです。ボロくても素敵な大きな家を借りてシェアして暮らすような場づくりをしたいと考え始めて2017年時点で5年、ついに改修できる大きな家を借りることが出来たものの、改修資金がない。というわけで、もはやクラウドファンディングしかない!と考えた次第でした。 やろうと思ってから開始までの準備期間は半年 クラウドファンディングをやろうかな、やるしかない、と考えたのが2017年春で、公開したのが2017年秋だったので、準備期間は半年でした。 やったことの流れ (1)サービスを選ぶ まずは、クラウドファンディングのサービスがいくつかあるので、それらをリストアップ、どこのサービスにするかを検討するところから始めました。自分のやりたい内容に近いプロジェクトの成功事例があるサービス、というのを意識しました。 私が選んだのはCAMPFIREさんです。少し前に高校時代からの先輩も同じ所でクラウドファンディングをやっていたので、どんな感じが色々教えてもらったりもしました。やはり最初は誰もが初心者….教えてもらえるというのは貴重ですね。。 https://camp-fire.jp/ (2)成功事例研究 サクセスしているクラウドファンディングのページを研究しました。クラウドファンディングは、基本作文メインなので、どういう風に文章(物語)を組み立てて、人の心を掴んでいるのか?という意味でいくつか読み込みました。文章の流れを分解して、自分のプロジェクトに応用出来そうな雰囲気を選んでゆきました。 (3)文章関連書籍を読む 説得力があって人に伝わる文章を書く為に、文章関連の書籍をいくつか読みました。役に立ったのかは、謎です。。というか日頃のブログ記事作成にそういう知識を活かせてない雰囲気ムンムン。 私がクラウドファンディングを目的として読んだ本は、一応下記です。それまで意識して文章を書くことをしてこなかったので、いい機会と思って手に取った部分も大きいです。 (4)写真家のお知り合いにクラウドファンディング用に写真撮影をお願いする クラウドファンディングは文章の次に写真が超重要!なので、色々と撮影していただきました。 大体このくらいで、準備のベースは終了です。基本は似たようなプロジェクトの事例研究は細々と続けました。 公開に向けてのブラッシュアップ 写真やざっくりした方向性を定めていく流れと並行して、少しでも経験がある知り合いに色々相談してアドバイスをもらったりしました。CAMPFIREを福岡で盛り上げている(?)カラクリワークスのせどはらさんや、ご友人など、リターンについてや、成功の秘訣、などの細かいアドバイスをいただけたのはありがたかったです。作り込みの期間から、じわじわ実生活でも知り合いに「クラウドファンディングをやる」という話題を意識して出すようにしました(効いたかは謎)。 文章は何度も経験のある友人やお知り合いに見てもらい、ちょっとずつ修正などしながら仕上げました。 それと丁度クラウドファンディングを準備している期間に、CAMPFIREさんが新たな別のファンドレイジングアプリ「polca」のサービスを開始したので、経験を得るべくチャレンジしてみました。polcaは友達関係での支援などがやりやすいフレンドファンディングアプリとのことで、気軽にチャレンジ出来て、勉強にもなりました! [kanren postid=”1114″]   いよいよ公開、のタイミングでやったこと いよいよ完成して公開、というタイミングで私は福岡市で月に一度開催されているプレゼンイベント「フクコン」に登壇し、自分の活動やクラウドファンディングを始めたことについて話をしました。その場で聞いてくれた人が直接支援に結びつくかというと分からないけど、クラウドファンディングは自分の活動をたくさんの人に知ってもらう目的もあったので、最高のタイミングだったと思っています。 リターンの内容について リターンについては、そっちにコストがかかりすぎると、ご支援額から本来の目的に使える額が減るので、なるべくコストをかけない内容にできるように工夫が必要ということを学びました。魅力的でありながらコストがかかりすぎないリターンについても色々な事例を調べて研究しました。 目標額の設定と「オールイン」か「オールオアナッシング」方式について 知り合いで応援してくれそうな人をざっくりリストアップして、大体の目標額(これくらいはいけるかしら…)を考えてみる、というのは公開前にやってみました。クラウドファンディングは成功か失敗かが記録に残るので、志は高く、そして成功できる額を設定するというのがとても大事なのだなぁと思っています。結構難しいけど。。 私の場合は、ストレッチゴール方式という、目標額を段階的に設定するというやり方もやってみました。リターン内容が目標額達成の段階に応じて充実するという仕組みというような感じです。私のプロジェクトの場合は、このストレッチゴールについては結果的にあまり効果を発揮出来なかった感ではありましたが、一応やったので記録として…! 支援額の受け取り方式は、集まった金額を目標額達成しなくてももらえる「オールイン方式」か、達成しないともらえない「オールオアナッシング方式」があります。私は安定の「オールイン方式」を選択。ただし選んだサービスや内容によっては選べないこともあるので注意が必要です。 プレスリリースや告知について 元々自分の活動を広く知ってもらいたいと思っていたので、クラウドファンディングのタイミングでプレスリリースや告知に力を入れていこう!と思っていました。とはいえ準備でバタバタしていたので、雑誌など紙媒体のプレスは間に合わず、プレスリリースを同時に配信できるサービス(CAMPFIREと連携している外部サービスがあった)と、方向性が近いと感じるwebメディアさんにメールで送信をしました。 結果的にreal localさんが取り上げてくれて、素敵な記事をアップしてくれました!ありがとうございます。 https://reallocal.jp/45252 残りはこれまで通常通り使ってきたSNS(Facebook、twitter、VALU)と自分のサイト、ブログがメインで行いました。 クラウドファンディングのページへのQRコードを印字した簡易名刺も作成、お世話になったメールアドレス不明の方にはハガキを書いて近況報告とお知らせをしたりもしました。   期間中どのように過ごしたか CAMPFIREのページ内に近況報告を投稿できるようになっているので、それを毎日投稿するというのはがんばりました。他、公開初日は自分の知り合いひとりひとりに、コピペではなく全部手打ちでお知らせのメッセージを送りまくりました。朝から晩まで送って丸二日かけました(^^;)内容は必ずしも金銭的な支援をお願いするという旨ではなく、これまでの流れや今の状況などもお知らせ。知ってもらうこと第一と、良かったら応援してくださいというスタンスを重視しました。自分が宣伝っぽいメールやコピペっぽいメールをもらうのが好きではないので、内容は意識してみました。 SNSでも毎日進捗状況を発信し、途中半ば期間に支援が緩むという話も聞いていたので、その期間に合わせて追加のリターンを考えて実行するなど、期間中も準備や告知で1日1日を全力で挑みました。 開催期間は約一ヶ月に設定しました。期間目安としては、自分が告知を頑張り続けることや中だるみを最低限に抑えつついい流れを作る観点からいって、長すぎない方がいいというアドバイスを元に考えました。実行していて確かにそうだと感じました….。 期間終了後の動き 期間が終了すると休むことなくそのままお礼のお知らせ、リターン発送の準備に入ります。準備からリターン発送まで基本ずっとひとりでやっているので、ものすごい時間を使っています。しかし速やかなリターン発送は重要!というわけで、発送の実作業については友人の力も借りて、宛名を印刷したものを切って封筒に貼るとか、色々と手伝っていただきました。感謝です….。 それと、自分のミスで一部住所を把握できなかったご支援者が発生してしまい、個別メッセージでお尋ねするなど時間がかかることをやらかしたりもしてしまいました。そして未だ1名、返信が無くリターン発送が出来ていないという…..ご住所連絡いただけましたら即座に発送しますので、何年後でも連絡お待ちしてます….!!本当に申し訳ない。。 それと、改修工事のスケジュールを甘く見積もり過ぎていて、開催実行がまもなく1年遅れになるというリターンも存在しています。そう、「台所完成記念パーティ」です!!! 台所がなかなか完成できないまま、この2018年晩秋を迎えております。該当ご支援者の方にはメッセージを送り、急がなくてもいいですよ…と返信をいただいてはいるものの、遅れすぎでやばいです。申し訳ない!ごめんなさい!1年遅れ、12月〜2019年1月くらいには開催できるように、進めていきたいと思っています!!(それでも多分全部完成までは行けなさそうだけども….甘かった…) クラウドファンディングやってみての雑感 色々と至らない部分もありつつですが、クラウドファンディングをやってみて本当に良かったと思っています。なによりここに書いたような経験が自分の中に蓄積されたことは財産です。そして実際に動いたことで新たなたくさんのご縁、出会いが生まれ、その繋がりは今この瞬間も私の暮らしを楽しく刺激的にしてくれています。やっぱり人生、なにより実行! だけど、気軽に人に「やったら?」とは言えないとも思っています。それは、ここまで読んだ人ならお判りかと思いますが、無茶苦茶時間と労力を使うからです。それと日頃の人間関係や発信力がそのまま浮き彫りになるので、かなり胃も痛い可能性があります。 とはいえ、身近な人でもたくさん成功している人たちがいるので、ハードルが無茶苦茶高いかというと、そうでもないとも言えるかもと思っています。 結局は、やりきる気概があるかどうかかなと思っています。 最後に ご支援いただいたお金は、予定していた通り、基本的に材料購入費として少しずつ使わせていただきながら改修を進めています。マンパワー確保は常に課題としてありつつも、様々なかたちでたくさんに人たちに力を貸してもらい、じわじわと進んでいます。 これから年内に大体のメイン改修(台所と開かずの間だった北東部屋)を終わらせ、2019年春からは本来の運営に向けて本格稼働していきたいと思っています。 未熟な部分もありまくりですが、これからも引き続き見守っていただけると幸いです。

アーツプロジェクトスクール京都合宿でした

9月に開校して4つの講義のレポートを出したところで始まったアーツプロジェクトスクールの京都合宿。10/5~8の3泊4日、京都市内でリサーチから企画立案、プレゼンまでを行ってきました〜。 40人を超える参加スクール生は、東京、新潟、福岡、京都のメンバー。それぞれを混ぜた配置でチームが決められていて、私は京町家の活用についてのプロジェクトを提案するDチーム(7人)でした。初対面の方々と話しながら方向性を定めながら企画立案プレゼン….というのは色々とハードでした(@@;) 前半はガイダンスや座学の講義、地域の人からお話しを聞く時間なども設けられました。とても興味深い内容がいっぱい。久々の京都情報に、相変わらず文化レベル高いなぁと感心するわたくしであります。。 講義などの時間は、京都市内の友人トミー殿に子どもたちを預かっていただきました。そう今回、子連れでの参加だったのですが….。結果的には、いろんな意味で子連れにはハード過ぎる内容だったので、反省点でメイン構成された感じの気持ちです。 今思えば、ギリギリまで合宿の詳細が分からない中でじっくり検討する余裕も無く、結果的にざっくり言うと判断ミスだったようにも思っています。始まる前から焦ってしまったというか。現地での託児確保についても色々考えたのだけど、精一杯考えても厳しく、福岡留守番案も様々な状況が重なって厳しく…(親類の命がピンチとか親が仕事休めなくなったとか)。 しかし結果的に一番迷惑をかけたのはやはりチームのメンバーでした。私も私で、全然ついていけないことで最終的に気持ちが折れてしまう事態にまで至ってしまったのですが、これも含めて厳しい学びだと受け止めています。本当に申し訳ない。 身近に気軽に頼れる人や環境が無い中で育児(と仕事..家事も…)をしながら自分の活動をどのようにやっていけるか?ということは私にとって育児開始と共に始まった課題でもあります。今回は厳しい経験を経て、己の甘えに気付かされたと思っています。「でもやりたい!」は時として甘えなんですよね。。これからはもっと冷静に判断できるように成長していこうと思っています。 ちょっと歩くにも全然付いて来てくれない2歳。大人の都合に巻き込んでしまいスマンかったよ。。息子もありがとう。写真は路上でストライキしていたので私もやることなく写真撮ってたら転落した娘。ほっといても危ないしこっちの言うことはスルーして勝手に動くしで、その自由はやはり田舎で存分に発揮されるべきでありまするね。。 育児中は自分のやりたいことは我慢して子育て(or食いぶち確保)に専念しては?という考えは、自分の母親が持っている意見です。でもその期間がライフワークとなる活動のブランク期間になるというのは、私にとっては耐え難いことで、それでいつもしんどいことをやろうとしてしまいます。むしろ30代の今、どんどん可能性を広げていきたいし成長したい。20代もそう思っていた。 子どもを産み育てることは、人間として当たり前のことだと思っていたけど、それが、自分が社会で活動をしようと思うとこんなにも両立が難しいことだったなんて、一体どうすればいいのだろうかと今回改めて思いました。夫婦で子育てを協力しあっている男女を見ると、私が色々と間違えたのだろうかと自問自答もあるし、最近は選択的シングルマザーの話もよく聞くようになって、しかし私はこの事態を全然前向きに捉えきれていない実情があり、まだまだしばらく葛藤は続きそうです。 チームメンバーになったみんなとの出会いは本当に本当にありがたく素敵な時間でした。みんな最後まで真摯に物事に向き合い、この合宿を学びの機会にしようという熱意が感じられたし、私もグダグダになってしまったものの、内容としてもたくさん学びがありました。ビジネス的な観点からの企画立案やプレゼンなどは身近で見る機会があってすごく刺激になったし、年齢や分野関係無くそれぞれが持っているものを出し合おうとする場の貴重さだけでも、私は素晴らしいと感じました。 アーツプロジェクトスクールでの学びは随時、現在の家活動「くるくるハイツ」にフィードバックしつつ、自分自身と活動のレベルアップを目指していきたいと思っています。 今回、お世話になった各校の事務局の皆様、京都で出会った皆様、再会した皆様、そしてチームのみんな、本当にありがとうございました。結果的に苦しかったことも、自分で蒔いた種だったり自分のミスだったりで、なんか人間的に嫌な体験したとかは本当に全然無くて、素晴らしいメンバーと出会えて本当によかった!と思っています。 皆様とはスクールの最終会合で2月にも再結集できるので、私もますます学びを深めつつ、どうにかがんばっていこうと思っています。  

TEDxFukuoka2018「リスクを恐れない人生はアートである」

2018年1月27日に福岡市科学館で開催されたTEDxFukuoka2018”INFINITE DIVERSITY”に登壇した時のプレゼンテーション動画が公開になりました。 人前で喋る経験ゼロでしたが、それ以上に貴重なイベントへの登壇という形での参加を経験をさせていただき大変ありがたく思っています。 TEDxFukuokaのオーガナイザーjoeさん、他スタッフの皆様、同じ登壇者の皆様の情熱を共に感じ、ひとつのイベントを作り上げる体験を出来たことが、何よりも最高の経験でした。 当日は高校生も招待していると聞いていたので、自分なりに若い人たちに勇気と希望と励ましを与えられるような内容にしたいなと思って考えた内容です。トークは私の謎の動きが一部に好評です….(笑) 私が自分なりに歩んで来たこれまでの人生を通じて、またこれからも自分の姿勢を通じて誰かを少しでも励ますことが出来るなら、とても嬉しく思っています。 熱い時間を共に過ごしていただいた皆様、本当に本当にありがとうございました! 喋った内容のテキスト版も公開しました。よろしければどうぞ。 https://moeama.net/?p=3565

3月に味噌仕込みをやってみました。

3月にご友人に全てを揃えていただき、ついに念願だった味噌の仕込みをやってみることができました。色々用意いただきありがとうございます…。そういうわけで、味噌作りの記録をこちらでも紹介します。 家の前に散らばる味噌仕込みの為の色々。クッキングストーブでひたすら大豆を煮るところからです。 ホクッと潰れるくらい柔らかくなったら、潰してゆきます。この作業は電動のフードプロセッサーとか餅つき機(仕組みよくわかってない)があった方が圧倒的に早い。やはり味噌を自力で仕込む時も電気と機械の力は偉大ですね。文明万歳。 こちらもご友人のお米農家方面から、無農薬の麹さまが降臨。ありがたいご縁。 潰した大豆と塩と麹をゴリゴリに混ぜ混ぜ。今はまだただの辛い存在。 ご友人の分と分け合う時の重さ配分が分かるように丸めていただきました。(私は娘の保育園迎え時間になってしまった…) あとは写真が追いつかずだったけど、容器に↑を隙間なく詰め込めば、仕込み完了です。 頼もしい経験者のご友人のおかげで手取り足取り教えていただき、ついに味噌仕込みの夢を叶えることが出来てとても嬉しい。 多めに仕込んだので、完成したらくるくるハイツの味噌はこの手前味噌になりますよーー。 完成までの管理諸々もガッツリご友人に教えてもらいつつ進めていこうという甘えっぷりですが、来年再来年と、コツを掴んでいけるといいな。 自給的な暮らしも一歩ずつ歩んでいきたいです。

【仲間たち】5/20「ねっことはっぱ塾」糸島クラス始まるよ!

小学4年生〜中学3年生までの、海外旅行に行きたい人集合だよ くるくるハイツ(及び天野百恵)は今後も様々な仲間たちのプロジェクトと関わりながら楽しいネットワークを広げてゆきたいなと思っています。 今回は以前もくるくるハイツでお話会を開催した、友人みさきさんが主宰する子ども向けのユニークな塾「ねっことはっぱ塾」の糸島クラスが始まるお知らせです。 「ねっことはっぱ塾」には「ねっこクラス」と「はっぱクラス」があるのですが、今回まずは「はっぱクラス」が糸島のコミュニティカフェ&デリ ことことではじまります! 熊本在住のみさきさんは、自分の心が何を感じているかに触れてゆく懐深いヒプノセラピストでもあります。子どもたちが自分たちで出来ることを作っていくこと、大人はそれを見守り、サポートし過ぎないこと…そんなことを育むスタンスが素敵だなと思っています。 はっぱクラスとは はっぱクラスは、海外旅行に行きたい小学4年生〜中学3年生までを対象としています。子どもたちが自分で行きたい国を考えて、計画などを立て、実際に旅行に行くのが目的のクラスです。 これまで2回、実際に海外旅行が実現していて、資金調達はマルシェ出店やクラウドファンディングへのチャレンジなど、大人のお金だけに頼らない方法について考えたり、親へのプレゼンや英会話など準備にも重きを置いて丁寧に組み立ててゆくクラスです。 下記は公式の案内からの情報です! https://www.facebook.com/events/566932723693724/ 旅の計画、準備、実行まですべて自分たちで行い海外旅行にチャレンジする、小中学生のための「ねっことはっぱ塾」が糸島でも始まります! 旅で使うお金を稼ぐ方法、旅行に行けるよう親を説得する方法、英語のコミュニケーションなども学びます。 広い世界を体験してわくわくしたり、いろんな価値観の人と出会い、まわりと違っていてもどんな自分でいてもいい、とほっとしたりするクラスです。 ◇スケジュール 【単発クラス(説明&体験会)】 ①5/20(日)10:00〜16:00 午前:説明&体験会、旅行体験談① 午後:英語、なぜ旅をしたいのか ②6/24(日)10:00〜16:00 午前:説明&体験会、旅行体験談② 午後:英語、お金をつくる方法 ③7/22(日)10:00〜16:00 午前:説明&体験会、旅行体験談③ 午後:英語、旅行計画の方法など ※毎回違うゲストを迎えて、旅行体験談を聞いて自分達の旅行を考えます。3回とも受講をオススメします◎ 【継続クラス】 ・8月〜2019年4月まで月1回開催。基本は第4日曜ですが、全員が参加できる日程を相談して決めます。 ・旅行計画、行き先の決め方、国について調べる、親を説得する方法、お金をつくる方法、航空券予約の仕方、旅行の実行と振り返り、他。 ・旅行は2019年3月に行きます。 ◇対象 小学4年生〜中学3年生 ※自分で「参加したい!」と思っている人だけが参加できます☆ ◇場所 グリーンコープ生協ふくおかいとしま店内「ことこと」(福岡県糸島市前原東3丁目2-5)他 ◇時間 10:00〜16:00(途中1時間昼食) ◇持ち物 筆記用具、昼食 ※グリーンコープでスイーツや飲み物の販売もあるので是非ご利用ください。 ◇受講料 単発受講5,000円/回(5〜7月開催) 継続受講13,400円/3ヶ月毎(8月〜2019年4月) ※旅行の費用はみんなで相談して決めます。 ◇受講について ・5〜7月までは単発クラスで開講します。原則として午前午後とも参加できる人を対象としますが、この期間は午前のみ、午後のみの受講も可能です。 (2,500円/1コマ・午前か午後) ・8月以降は継続クラスとします。旅行に参加するには継続クラスの受講が必要です。 ◇お問合せ・お申込み 氏名、学年、電話、受講する日、をメールで送ってください。 nekko.to.happa@gmail.com ねっことはっぱ塾 市原まで ご参加お待ちしています! ・・・・・・・・・・ ◇これまでのはっぱクラス◇ 〜参加者の感想〜 〈一期生 Sさん・5年生〉 (2017年2月〜8月、フィリピン6日間 マルシェ出店、現地学校と交流など) 飛行機で行ったらたった3時間で行けてしまうフィリピン。でも、日本と違う文化、食べ物、物価、におい…。 たくさんの初めてに出会えた。 降りる駅が分からなくて乗り過ごしたり、道を聞いたけどよくわからなかったり、うまくいかないことも多かったけど、自分が考えて、中心となって行動できた。だから、こんなに楽しくてそして、また行きたいと強く思ったんだろう。自分で行ったと感じられる旅だったからこそ、どんなに小さな“初めて”でもとっても嬉しくてドキドキしたんだと思う。 集まった仲間たち、それぞれの得意なことを活かしてまた海外の旅をしたい。 〈二期生 S君・5年生〉 (2017年9月〜2018年4月、シンガポール5日間、クラウドファンディング、現地学校やお家訪問など) シンガポール旅行で分かったことが、色んな人種がいてびっくりし改めて地球の大きさを実感しました。 僕の中では1つの国に多くの人種が集まっているシンガポール旅行はいい経験になりました。この経験も自分達でする。ということが大切です。自分たちでするからこそ、達成感があり、自分の自信になります。 ぼくはこのはっぱクラスで、この日本から飛び出して、行く…くらいの勇気が付きました。とても楽しかったです。 ◇ねっことはっぱ塾 主催者より 「とにかく外国に行ってみたい!」「将来は海外で働きたい。」参加の理由は人それぞれだけど、ひとつ共通するのは「自分達でつくる旅っておもしろそう!」というワクワクした気持ち♪ ねっことはっぱ塾では、旅の行き先や内容を全部みんなで考えて決めます。旅行中も大人は後ろから見守るだけ。困った時はみんなで相談したり、自分の心ともたくさん向き合います。この経験が将来何かに挑戦する時に、きっとあなたの「生きる力」になってくれるはず☆ 一緒に楽しい旅をつくっていきましょう。   5/20の糸島クラスのゲストは! 糸島クラスということで、熊本とは違ったゲストも続々登場の予定です。初回のゲストは、これまでもいくつかの旅をしているこちらもご友人のしょうたろうくんです。しょうたろうくんはくるくるハイツにも関わりの深いご友人で、色々な輪が広がってゆくことが嬉しい限り(^^) ◇自己紹介 みなさんはじめまして!しょうたろうといいます。 旅が好きで、しょっちゅう海外に出かけて行っては楽しんでいます。 ヒマラヤ山脈に僕ら日本人と同じような肌の色の仏教徒の人びとが住んでいるのを知っていますか。富士山と同じくらい高い山々を1ヵ月くらい歩いて、村々を見て回りました。 そのほかにも、ニューギニア島にいる裸族にも会ってきたり、インドネシアでマンタと泳いだり、インドの聖地巡りをしたり、シンガポールの公園で野宿をしたりしてきました。 行った先々の土地の香りに包まれていると、自分がそこの人間になったかのような感覚がわいてきて、病みつきになります。 ◇どんなお話をするか 行った先々の写真を見ながら、どんな体験をしてきたのかシェアしようと思っています。 旅に行って良かった経験だけじゃなくて、失敗談もみなさんの興味に応じてお話します。 これは持って行ったほうがいいみたいなヒントも共有できます。 海外旅行ってなんか楽しそうって思ってもらえたら本望です。 ◇みなさんにメッセージ 世界は自分を映し出す鏡だと思っています。テレビやネットで見聞きするのは簡単ですが、実際に体験をするのとは大違いです。 最後に岡本太郎というおじさんの言葉を紹介します。 “全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ” 海外旅行は「爆発」する格好の機会です。みなさんのご参加をお待ちしています! https://ameblo.jp/misaki-adbeadic/entry-12371178707.html からの引用です。 天野百恵及びくるくるハイツとしても今後も糸島展開にはグイグイ関わっていく予定!今後ねっこクラス(低学年から対象で幅広い内容を展開している)の糸島開講も目指して動き始めております。 これはねっこクラスで行った、野菜の飾り切り。子どもたちがやりたいことをやること、興味がある大人の話を聞いてみることなどなどを行っています。 ねっことはっぱ塾への天野百恵の想い 私は主宰のみさきさんが持っている、ありのままの自分でいいんだと思わせてくれる暖かい姿勢にいつもホッとして、癒されるなぁと感じています。 大人は生きていく上で「こうじゃなきゃいけない」という縛りに捉われがちだと思うこともあります。子どもは、同じように大人から「こうじゃなきゃいけない」とか「こうしなさい」と指示や要請されることも少なくないと感じています。そういった中で、それでも、今のままでも、ありのままの自分でも完璧で十分なんだよっていう言葉を、自分自身に投げかけられる人として生きてゆけるなら素敵なことだと私は感じています。その為のサポートを仕事にしているのが、みさきさんなのかなぁと思っていて、くるくるハイツとしてもぜひこの動きは育ててゆきたい!と考えています。 オルタナティブな子育て&教育に関心の高い親御さんも多い糸島と福岡エリア!ぜひぜひ新しい動きにご注目、ご参加くださいませ(>ω<)/

2017年くるくるハイツ餅つきレポ

くるくるハイツで餅つきをやりました!! 記憶設景室という建築系事務所の上野さんが育てたお米での餅つきイベントを、開催しました! 持ち寄り形式参加費無料、誰でも来てオッケーのくるくるハイツらしい、ゆるっとしたイベントです。あまりにもゆるくて私は準備から片付けまで相変わらず1歳娘を追い回しているだけのような感じでほぼ役立たず…..。 これが我が家スタイル…と思いつつ、来てくれた皆様のおかげで本当に素晴らしい1日になりました。ありがとうございます!!!! 餅つきの流れを振り返る 餅つきの1日を振りかえってみようと思います。これで皆様も餅つきマスター!? 朝8時から行くよと言っていた主催ご友人が出遅れ、ひとまず集まったみんなでゆるく薪を作るところから始まりました。 薪を燃やして、もち米も到着。炊きまくります。ご友人によりお茶が準備されたり、テキパキ進行….! 今日は、白いもち米は無いのです!今日は男手も集まり、快調なペースでつきあがりました!素晴らしい! 緑のお米も登場!つきまくりです〜!全部で5枚やりました。 つきおわったらサクサク丸めていきます。子どもも参加ですよ! いろんなお餅が丸く仕上がりました! 2017年餅つきまとめ   子どもも大人もたくさん来てくれてワイワイとても濃い1日になりました!今日初めて来てくれた方々もいて、充実の出会いに感謝です(^^)私はこういう、作り込み過ぎないゆるい場がとても好きだなぁと思っています。来てくれる人が楽しめるかどうかすら、お任せなのでドキドキなのですが、仕込みではない、何かが生まれる可能性こそが私が一番ワクワクする出会いのポイントなのかもしれないとも感じています。 まぁ私に全然おもてなし能力が無い!!!とも言います。 くるくるハイツは、これからも固定化したメンバーによるコミュニティではなく、地域の人や外部の人、色々な人が関わって楽しいつながりをつくっていける場にしていきたいなと思っています。

D I Yエコリノベ、断熱ワークショップの現場レポ

10/28,29の2日間に渡って福岡市南区の民家を舞台に開催された「D I Yエコリノベ、断熱ワークショップ」の見学にちょこっと行ってきました!本当はがっつり参加したかったのだけど、土日で子連れということもあり、現実的にはなかなか難しく…..(いざという時にサクサク託児お願いできる環境…なかなか厳しい)。とりあえず見学で(><)!! しかしとっても充実の素晴らしい内容でした!とりあえずまず、福岡初開催!ということ! 主催は先日のgreen drinks tenjin 「リノベーションとソーシャルデザイン」で知り合った江頭聖子さんの会社、株式会社福岡リノベスースさん! green drinksの時の記事 https://www.moeama.net/?p=1102 講師は頼もしいお二人! 有限会社スタジオA建築設計事務所・代表取締役。株式会社エネルギーまちづくり社・取締役。NPO法人南房総リパブリック・理事などを務める一級建築士の内山章さん 家具などの造作や内装大工仕事全般を行うマルチな能力者!同じ糸島お仲間の藤江啓明さん 内山さんのディープな知識から紡がれるたくさんの学びと、藤江さんの丁寧なレクチャーにより、現場も和気あいあいと盛り上がっておりました。 そしてワークショップの内容もクオリティが高い!内容は、畳断熱と、天井裏断熱、窓に内側の木枠窓を作ってダブル構造にする!という盛りだくさんでした(@▽@) 私は後半終わりかけに子連れで突入し、天井裏断熱と木枠窓の仕上げ部分を見学してきました。うーむ素晴らしい。 これは木枠で作ったインナーサッシ。オッシャレーー!! ポリカーボネート樹脂の中空ボードを切ってガラスの代わりに。カッターでサクッと切れるしガラスより断熱性能あり!ホームセンターで手に入る!素晴らしすぎるアイテム。 枠の作り方も丁寧にレクチャー。比較的DIY系男子らしい息子、自然に参加…..今後もこういうワークショップ普通に参加者として息子カウントできそう。。皆様の優しさに支えられ作業…。 カチッとハマった時は感動の拍手!こういう楽しさがDIY、そしてワークショップの醍醐味ですね(^▽^) 狭い天井裏断熱作業は、カメラ中継で解説しながら見ることができました。断熱材の解説など、ひとつひとつが勉強になります!天井裏の断熱とか、全然知らなかったのでとても良い経験でした。 畳断熱は、完了していたので施工中の写真は無し!理屈と仕組みはわかる。でも具体的にどういう物をどういう風に….というところまではなかなか分かりにくい、だからワークショップなどで実際にそれに触れて学んでみるということが大切なんですよね! とっても素敵な企画でした!!やっぱりどんどん盛り上がりましょうセルフリノベーション! 江頭聖子さん、子連れで参加がモヤモヤとはっきりしなかった私にも快く見学させていただきありがとうございました(;▽;) そして我が家くるくるハイツはこういった丁寧な断熱施工以前の状態にあるな、としみじみ思ったりしました….(笑)でもくるくるハイツもどんどんワークショップ企画していきたいなと思っています( ・`ω・´) *** くるくるハイツのクラウドファンディング!残り15日!現在60%達成中です!! 古民家を活かす住まい方の実践。たくさんの人と作る家にチャレンジ中です。 全力発信中!みなさまどうぞよろしくお願いします! https://camp-fire.jp/projects/view/37158

福岡都心部でマイクを握り手を震わせた夜もあったレポ

先日10/11に、フクコンというプレゼン&ブレストイベントにプレゼンターとして登壇させていただきました。内容は勿論「くるくるハイツ」!くるくるハイツは運営についてのご協力者さんや運営資金などを絶賛募集中ということで、クラウドファンディングも実施中なのですが、リアルでも人との出会いを広めようとマイクを握って来ましたー!! スライド資料を見ながらじゃないと喋れなくて首が痛くなる私です。 フクコンについては定例会レポートで私が喋った内容も簡潔にまとめていただき感謝!! 2017年10月定例会レポート 落ち着いた印象を持ちながら、自身の目標や推し進めていることを語る姿は、とても情熱的でした。 ブレストテーマは 「くるくるハイツで、あなたなら、何をしたいですか?」 関西から糸島に移住して来てから、自宅兼コミュニティハウスの「くるくるハイツ」を運営している天野さん。定期的にイベント開催はしているものの、内装が進んでいない部屋も多く、完成に向けてもっとクオリティを上げていきたいんだそう。 ↓ ↓ ブレストで決まったアイディアは…? ↓ ↓ 「くるくるハイツお泊まり会をする」 でした! 現場チェックも兼ねて、実際に泊まってみようという利用者目線を考えた素敵なアイディアが出ました!糸島を好きになる方が更に増えそうですね!   「落ち着いた印象」そういえば以前からチラホラ言われる感じあります。中身は特に落ち着いてるというよりは見切り発車人生なので、ギャップが良い意味で受け取られるといいんだけど….的なやつですね。黙ってる時と喋りだしてからの印象違うとかも聞くような。人からの言葉って新鮮です! 今回は懇親会も初参加してきました。世界の乾杯、という腕組み乾杯をやることに。組んだままは飲みにくかった…..久しぶりにこどもを預けての単独参加飲み会でした。 しかし託児で預けられた娘はややトラウマ化気味になったので今後はしばらく自重です。。 9/28には「green drinks Tenjin」というイベントにも参加してきました!こちらはトークイベント。 「リノベーションとソーシャルデザイン」ということで、2人のシングルマザーがリノベーションを軸に行っている活動についてのトーク!これはどう考えても行くしかないというテーマだったので、ゴリ押してきました。登壇者さんもお子様連れということで来場者もお子様連れが多く、私も子連れで馴染んでてよかったです….! こちらのイベントでも後半告知可能な時間があったので、準備全然してなかったけど、くるくるハイツについて話をしてきました!クラウドファンディングやるのでよろしくですという内容も! 娘がラブリーに写っていて満足の写真….(笑)集合写真ではのけ反っている。。夜は眠くて機嫌悪くなります。連れ歩いてスマン。 珍しく、福岡の街中、社交場に出向いてマイクを握る機会が続いた9月下旬〜10月上旬でありました。 どちらのイベントでも新たな出会いがあり、とても嬉しく思っています! 私は元々福岡出身だけど、10年の関西暮らしもあってあまり知り合いもいないので、これからまたお知り合いも福岡でたくさん作っていけるといいなと思っています。 *** おかげさまで10/11夜から公開しているくるくるハイツのクラウドファンディング! ご支援者数現在24名!第一目標への達成率42%になっております。皆様本当にありがとうございます(>ω<)/引き続き活動報告も日々アップしつつ走って参りますので応援よろしくお願い致します!!! https://camp-fire.jp/projects/view/37158 京都街中暮らしだったアーティストが、福岡の里山で古民家暮らしを始めるまでの軌跡と今と未来! ご友人たちにも「よくわかる!」と絶賛のくるくるハイツクラウドファンディングページはこちらです♡

green drinks Tenjin #5『リノベーションとソーシャルデザイン』で濃い時間を過ごしてきましたよ!

今夜は子連れで夜に天神!これは行くしかない!と思うイベントがあったからなのです。 green drinks Tenjin #5『リノベーションとソーシャルデザイン』!! ゲストの二人の女性はどちらもシングルマザーで、リノベーションで場づくりをしておれる方。 場作り&リノベでは私の先輩です!お子様もそれぞれ一人ずつ、5歳と2歳のママ。現在6歳と1歳7ヶ月のシングルマザーをやっている私としては、世代的にも馴染みすぎて…、犬がハァハァ言いながら仲間に入れてくださいッッ!!ってなるソレです。 オーガナイザーで司会を勤めるいとしまシェアハウスのちはるさんも元々ご友人で、リノベや場づくりの話は盛り上がり、私も登壇側に行けるようにがんばるよ〜〜〜と鼻息が荒くなる次第でした。 芳澤瞳さんは、私がまだ京都に住んでいた2013年くらい?とにかく4,5年前から、福岡にいるリノベ女王として建築家の友人(STUDIO MONAKAの岡山泰士くん! http://studiomonaka.com/ )に教えてもらっていて、それからずっとご活躍を拝見していたのだけど、今回ついに対面。単純にお会いできる機会が訪れた喜び!現在は地元の五島列島(長崎県)にお住まいで、私も遊びに行くぞ!!!と意気込むのでした♡ 以前大分県の国東市で古民家改修を行う、同じくシングルマザーの武井 啓江さん(http://norbu.exblog.jp/ )の現場も訪問したのですが、パワフルな女性とのつながりが増えて行くのはそれだけですごく心強い! 今回初めて知った江頭聖子さんは同じ福岡在住でリノベ関連の会社を立ち上げた方ということでこちらもとても刺激的でした!シェアハウスで育児中とのことで、うらやま… いやーほんとこれから色々お話ししたい!と思いました。 今日はざざっとくるくるハイツについても話をする機会もあり、来ていた参加者の方々とも色々お話できてとても濃い時間でした。いとしまシェアハウスのコーイチくんの料理もとても美味しかった….。 イベントはgreen drinks ということで、greenz.jpというウェブメディアさんの企画イベントでもありました。このイベントも京都時代…5年前くらいから存在を知ってたものの、今回初参加という。人生初のソーシャルデザインのイベントに来たよみたいな。事業統括理事の小野裕之さんとも初めてお話出来て、ソーシャルデザインエネルギーを感じました。   そして、私がやろうとしていることって、ソーシャルデザインなのか?とか思ったりもしたけど、まぁどうでもいいやという結論にw しかし人生初のソーシャルデザイン的な現場だった。。私がやろうとしていることはソーシャルデザインなのだろうか?❓ まぁなんでもいいか。 — moe amano 天野百恵 (@moeama) 2017年9月28日 デザインというのは一般的に課題解決の手法なのだけど、私の場合はやっぱりデザインじゃなくて動機としてはアート側なのかなぁと思ったりしております。自己表現としての活動。学生時代からご縁のある糸島にも縁が深いアーティストの藤浩志さんの活動などは、とてもシンパシーを感じます。私は藤さんよりはかなり、アート文脈から離れておりますが。。     何はともあれ、日頃子どもが20時就寝ということもあり、気合いを入れて挑んだ天神社交場でした。気軽に出歩けない分、厳選して参加出来るのは良いことかもしれませぬ。福岡市内でも知り合いをまた作っていこうと思っているので、これからもちょくちょく縁を紡いでいけるといいなと考えております(^^) 本日お会いした皆様、ありがとうございました!  

くるくるハイツのイベントレポ系

くるくるハイツ、既にゆるゆるながらじわじわ続々イベントをやっておるのですが、なかなかレポートを上げる暇が無いまま日々が流れてゆく!というわけなのですが、ちょっとまとめて、本当にやってますよ??的な感じで写真を公開します….!! トップの画像は、6/25のコレキャラバンのイベント風景です。こちらも直前に双方よく分からないまま立ち寄っていただいたかたちのイベントになりましたが、濃いプレゼンを拝見できて充実の時間でした。以前からお友達だった三角エコビレッジサイハテの工藤真工さんとも久々に再会できて嬉しかったでーす!   こちらは先日7/22の持ち寄り夜ご飯会!なんかもうこの季節人が集まるとずっと外で飲み食いばっかりしています。ゆるゆる楽しく飲み食いして、現在北海道在住の友人おちゃづけくんが美味しいご飯をたくさん作ってくれて、皆様素敵なおいしいものを持ち寄っていただきハッピーな夜でした〜!!北海道、北九州、筑紫野方面からも集合いただき、楽しい夜でした。雑魚寝最高です。 こちらは6/16,17,18に開催した床張りワークショップのカレーです!!下は朝ごはん! 床張りワークショップも充実の食タイムで素晴らしいワークショップになりました。 今後も可能な限り食を充実させつつ、素敵イベントを開催していきたいくるくるハイツです。まぁほんと食を充実させているのは私では無い人間なので(引越しから数ヶ月、自炊しない一人暮らし男子レベルで料理マインドが屍になっています…)、内部でも食を担当してくれるお仲間も絶賛募集中ですよ…..ふふふ…..

クリーンセンターに行ったday報告!

さて、最近なんだかワタワタしていてブログの更新が現実に追いつかない日々でした。ちょっと遡って、先日お知らせしていた、今度こそクリーンセンターに不用品持ち込みをするぞ!という2017/05/11のイベント。無事にご友人お二人のパワフルなご協力により、2日間合計3回の軽トラ運び出しを行って参りました!本当にありがとうございました! 他にも、年末からの破壊でカオスになっていた馬小屋?の片付けなどもやっていただき大感謝です☆彡 まだ土嚢袋に入った石膏ボードたちが何十袋かあるのですが…今後もじわじわ片付けてゆこうと思います。私は腰痛を拗らせてぎっくり腰とかになったので、10kg以上の物を持たない、10kg(娘や…)も長時間は持たない…という感じで現在は完治を目指し中のヌッルい日々でっす。引き続き「土嚢袋、運んじゃるけん!!」という方、いつでも歓迎でーす。   ヌッルい私は椅子を再生させようとボロボロになった座面の布を剥がす仕事など、特にクリーンセンター行きとは関係ない作業などをやった、5/11でありました。

2014年5月の「糸島空き家プロジェクト」訪問記録など

2014年5月にWOOFで滞在していた大分県安心院のぶどう園後は一旦福岡市内の実家に滞在しておりました。で、とりあえず福岡市内からの盛り上がっている田舎である糸島方面にご縁を頂きちょくちょく訪問した記録をレポします。 まずは福岡県豊前市滞在のご縁で糸島で農的な暮らしをしているWWOOFホストのぐ〜さんとお会いして色々お話を伺いました。畑が可愛らしかった! その後はぐ〜さんの紹介で「わくわく子どもえん」という私設の保育園に合流。 自然の中で力いっぱい遊ぶ子どもたちの姿は本当にたくましかったです。 わくわく子どもえんのブログはこちら。 http://ameblo.jp/wakuwakuhoiku/ 別の日には九州大学の学生さんたちが取り組む「糸島空き家プロジェクト」さんの活動を紹介してもらうべく色々案内して頂きました!案内してくれたヤマダ殿、当日はお忙しいところありがとうございました〜〜〜!! この「糸島空き家プロジェクト」さんの面白いところは、学生さんが”サークル的に”やっているというところ。あくまでも自主的な取り組みとして行っていて、その割に!?ものすごい展開を見せていて、色々と圧倒されました….! まずは2014年春あたりに出来たシェアハウスを訪問。 ご近所さんが遊びに来られていて和気あいあいの空気。 シェアハウスならではのオープンな空気が心地よかったです。 こちら玄関。木のぬくもり! 廊下です。元々改修されていた家を更にシェアハウスに改修。学生さんたちの(多分ほぼ)セルフリノベです。頑張りまくりです….!! リビング!広々とした吹き抜けになっていてオシャーレでくつろげる空間です。 こちらキッチン。充分な広さがあるのもシェアハウス的にはありがたい部分ですね。 奥に見える階段は二階の個室に通じています。 今をときめくウッドデッキも作ってあります!マッタリしたり洗濯物干したり出来ます。 ウッドデッキの先に謎の味わい深い仕切り。こういった古い建具の味わいもリノベ物件ならではですね。好きです! 豪華石畳….!本当にオシャレなシェアハウスでした〜!   続いてこちらは、コミュニティスペース「がやがや門」と古民家学習塾「九大研」。 日替わりで色々な取り組みがまさに始まったところ!という場所でした。 オープンから1年経ったところ、ということで活動の形態を模索しながら学生さんと地域の方々、商工会の方々が運営・利用している開かれたスペースです。 梅雨時期なのでアジサイ…..オシャレです。 こちらは二階のスペース。商工会などの会議もこちらで開催されるとのこと。私が訪問した日は丁度「白飯会」(白ご飯が提供されるのでおかず持ちよりでご飯をみんなで食べる会。おかず持って来た人300円、おかず持って来なかった人500円)の日だったので、私も参加してきました(^^)ご飯会は楽しいですね〜〜〜〜! 九大生なんて、ほんと10年ぶりに触れ合った感じでしたが、私の学生時代当時と同じ様な雰囲気の学生さん達が集っていたので、時代が変わっても大学生って変わらないんだなと感慨深かったです(?)地域の方も来られていて、色々お話出来て楽しかった! 食後の将棋・オセロ時間も素敵でした。 そしてこちらは古民家改修の学習塾「九大研」! http://www.kyudaiken.net/index.html すげーかっこいい古民家です。自習をしに来る子や授業を受けに来る子など色々みたいでした。いやはやしかしかっこいい建物! 照明は塾らしく?蛍光灯でパキッとしてました!でも和紙の照明だったりして何だかやっぱり内装しっかり和風です。 塾です。味わい深いです。ここ福岡県の糸島市は、九州大学が移転中の場所でもあります。元々無かった場所にドンとでかい大学が移転して来るのは、住んでいる人たちにとっては大きな変化ですね。塾の先生が「この糸島から九大に行く子どもが増えて欲しい(近いし)」と言っておられて何だかじ〜んとしました。 こうして大学生が地域に関わり、その地域に学習塾が出来る、という流れ…なんとも贅沢な展開です。私は学校の勉強は全然ダメだったのでアレですが、これからが楽しみな場所ですね!! 糸島は2013年の春に当時出来たばかりの「糸島シェアハウス」にも訪問したりしましたが、熱くディープな場所として洗濯機の様にグオングオン盛り上がっている印象です。 糸島はマルシェなども盛んだったりするみたいだし、色々とこだわりを持って暮らしたり働いたりしている方が多いイメージがありますね。今後もまだまだアツイムーヴメントを起こしそうな糸島は引き続き要チェックスポットな予感です! 糸島で私と息子をお相手してくれた皆様、本当にありがとうございました! また遊びに行かせてください!