直径140cm円形ダイニングテーブルを作ってみました記録。

人がたくさん来たり住んだりすることもある、我が家くるくるハイツ。
(現在コロナということもあって大人数の訪問はストップしておりますが、ちょこちょこ出入りあり….)

長く使って来た長方形のダイニングテーブルだと手狭に感じることもあり、また微妙に家の空間的には邪魔だったので、ゆるやかに使える円形のダイニングテーブルを作ることにしました。

円形ダイニングテーブルを作りたい、と決めたのは2年くらい前だったのだけど、いよいよ満を持して着手!!

6人以上使えるなるべく大きなサイズで作りたい、と思いつつ、部屋の広さの関係上、動線を遮らないギリギリサイズを考えて直径140cmでいくことにしました。高さは今まで使ってきた低めのテーブルに合わせて60cm。ソファで使える高さ。低めのテーブルは圧迫感がなく、部屋が広く感じられておすすめですぜ。

さて、そんなテーブルの最も重要なパーツ、丸い天板。これをどうやって作るのか。

元は糸島にある木工施設(とんかち館)で作れるらしいと友人から聞いていたので、そこで作ろうと思っていたのだけど、コロナの関係でどうやら難しそうなことがウェブサイトに書いてあった。どうしたものか….。しかしちょうどその頃、糸島のご友人松崎くんが、ファブラボ糸島をオープンさせたのである!

ファブラボ糸島
https://fablabitoshima.com/

松崎くんは糸島でアート教室「STUDIO KURA」や国際芸術祭の企画、アーティストインレジデンス事業など、美術関連の事業を行なっているご友人。私は2008年に一緒に福岡市内のギャラリーでグループ展に参加した時からのご縁。

 

パソコンで作ったデータの通りに木材をカットできるというすごいマシン、CNCルーター(?)が導入されたということで、円形テーブル作成の一番の難関、円形カットを余裕でやっていただくというスペシャル展開になりました。いえ〜い。

 

がんばる松崎くん。結構設定とか大変そうだった。機械と機械のつながり….奥が深い…..。

 

ちなみに、この円形カット、実はこの機械のポテンシャルを全く活かしきれてない….もっとなんでも細かく切り抜いたりも出来るので、次はそういうすごい造作考えてみたい…..。

 

とはいえシンプルカットだけど、やっぱり道具は使ってナンボ!

たまたまホームセンターに杉の無垢板(継ぎ合せ)が売ってることも教えてもらえたのでそれを天板にして、サイズの限界で2パーツ構成で作ることにしてGOGOです。

半円が切れたぞ!早い!松崎くん、改めましてありがとう。また行くね〜。

 

家に帰って数日放置していたものの、脚をつける作業に移行します。事前にネットでちょっと調べた感じだと色々あったけど、まぁ要は、脚が付けばいいんだろ!的な感じでかなりテキトーに進行。

なんとなく、反り防止とか、縮んで真ん中の隙間が広がらないようにとか、意識してみたり。ちなみに中央の接合はボンドや凹凸加工など一切使わず。ただ裏側の木によって繋げただけっす。

 

脚付けたのでワトコオイルで塗ります。棚を作る程度じゃ塗るとかやらないんだけど、流石にテーブルは塗ろうかなという気持ちになりますね。事前にグラインダーでやすって角を柔らかくしたりツルツルにしたりもやりました。梅雨の合間にどうにかこうにか。

できたぜ。オイルは24時間乾かせばいいとのこと。置いてたら雨が降ってきて濡れた……その後もなんとなくしっとりしていて不安になったけど、まぁそのうち乾くやろ方式で放置。

立ててみたら、脚の位置、奥過ぎたかな….という感じ。興奮した幼児が端に飛び乗るとひっくり返りそう…..。でもまぁ、ある程度体重かけてみたけど大丈夫そうなので、後は興奮した幼児が飛び乗ろうとするのを阻止すればOK。きっと大丈夫。最悪付け替えればいいのでDIYは最高。

 

はい、冒頭と同じだけど、そんなわけでできましたダイニングテーブル。初めてまともに?家具作った気分。

かかった材料代は、ファブラボは抜きで大体1万円ちょいくらい(天板の板1枚4千円を2枚、脚は4本で2千円くらい、脚を固定した金具8つで千円くらい)。

家にあった事前に買ってたワトコオイルや廃材を使ったり、紙やすりや工具なども自前なので、全くゼロから作ろうとするともうちょい大変かな。でも作りたい人いれば、方法教えたりの指導はできるかも。私の雑なやり方でよければ。。

ファブラボは入会金が1,100円、カットは3,000円で4,100円でした。

やっぱり自分の好きなサイズで好きな材料で好きなように作れるDIYは最高〜〜。
使い勝手はこれから使ってみないと分からないけど、ひとまずまたひとつ、イメージを形にすることができて良かったでっす。